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91.RCサクセション 『日隈くんの自転車のうしろに乗りなよ』 と 『ぼくの自転車のうしろに乗りなよ』

上記のタイトルの歌の歌詞とはあまり関係ありませんが、

私は、男の子がこぐ自転車のうしろに乗ったことがありません。

女の友だちのうしろに乗ったことはあります。

それで、ある日、事故りました。

私たちは小学生でした。私たちは幸いケガもなく、相手の車は私たちを避けようとして、道路わきの水道屋に突っ込んだような記憶があります。

横断歩道を自転車を二人乗りして渡っていましたが、歩行者の信号が赤に変わりそうだったところを無理矢理渡っってしまったのです。

そしたら車が来てぶつかりました。

今、考えると、やっぱり車が悪いのかなって思います。

それとも、横断歩道の信号は赤に変わりそうだったんじゃなくて、すでに赤だったのでしょうか?

それにしても、横断歩道に人がいるのに、車が突っ込んできたのはやっぱりおかしいです。

私たちは親に知られたらすごく怒られるかと思って、親にも学校にも内緒にしてもらいました。

それは結局、車を運転していた人を守ったことになってしまったんでしょうか?

とにかく私たちはケガもしなかったのでそのまま家に帰りました。



最近、その自転車を運転していた子が亡くなったことを知りました。

あの事故の後、それほど親しくもしていませんでしたが、時にはクラスメイトだったり、共通の友人たちもいましたから、中学生時代までは顔見知りではありました。

お互い大人になって疎遠にはなっていましたが、やはり共通の友人から聞きました。

がんだったそうです。

亡くなったと聞いて、なんだか悲しく思いました。

なんとなく記憶の片隅に残っていた彼女の声とか顔とか思い出しました。

「亡くなった」なんて聞かなかったら思い出しもしていなかったかもしれないですけど。

知らないだけで、みんな元気でやっているもんだと思っていましたから。


二年ぐらい前に、ムカついて連絡が途絶えていた友人から突然電話がありました。

彼女が言うには、「自分の周りの友人がどんどんいなくなっていく。(それは「死んだ」とかっていうのではなくて、仕事とか、引っ越しとか、結婚とか、育児とか、はたまた介護とか、そういった諸事情で疎遠になっているって意味だとは思うんですけど。)あんたと 『ともだち』 でいることは貴重だと思ったから電話した。話せる人がなかなかいなくって。」とか言っていたけど、私はまだムカついていましたから。というか、ムカついていたことすら忘れていたのに、声を聴いて再びムカついていたことを思い出しました。だから新しい住所を教えてと言われたけれど、教えませんでしたし、今後も別に手紙とか連絡とかもいらないからと言って電話を切りました。

今思えば、細いなりにもつながっていたほうがよかったのかなって少しだけ思いますけど、それもどうかなっても思います。。

だって、ムカつく相手とつながっていたところで意味がないと思いますし。

まぁ、私が死んでから連絡ください。


     *


あなたはどう?

わたしのことムカついてる?

わたしがもし電話でもしたら、前みたいに 「連絡くれてありがと。」 なんて言う?

ははは。安心して。わたし、あなたの連絡先なんて知らないし、これからも調べないし。

それとも忘れちゃってる?

いいよ、忘れちゃって。

そのほうがいいし。気が楽だし。

わたしたちはもとのとおり、すれちがっても知らない人同士だからね。




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