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 8.夢を見つづける、ということ・・・。

『夢を見つづけることって女性には無理ですか?』って以前にも問いかけましたが、

もしかしたらそれは、

『夢を見ることを止められない』と言った方が近いかもしれません。

『時を止めることができなかった』ために

『夢を見ることを止められない』彼女たちについて、 

思い浮かんだ幾つかの作品がありました。


萩尾望都 さんの初期の作品の中で、

少年の母親がずっと昔の男性ひとを待ち続けている、って話がありました。

少年も、その母親の旦那さんもそのことを知っていました。

二階の窓からいつもその男性ひとが来るのを待っていて、

ある日窓から落ちて死んでしまうのです。

(題名が思い出せない。)


くらもちふさこ さんの『いつもポケットにショパン』のきしんちゃんのお母さまも、

好きだった男性ひとを想いながら別の男性ひとと結婚をしてきしんちゃんを産みました。

大島弓子 さんの『夏のおわりのト短調』の叔母さまもやはりそうでした。 

確か、お姉さんの旦那さんのことを好きだったんだと思います。

どの女性たちもみな、その一番愛した男性ひとのではない子どもを産んだ後にもかかわらずです。

ずっと好きだった男性ひとを忘れることができなかった。

(『いつもポケット・・・』『夏の終わりの・・・』双方とも、その好きだった男性と身体の関係はありませんでした。

『夏の終わり・・・』の叔母さまは確か、子どもが産めない女性ひとだったかな・・・。

作品中、彼女は後に再生ができた、と記憶しておりますが。)


男性よりの話になりますが。

やはり萩尾さんの作品で、『訪問者』というのがあります。

子種を持っていない旦那さんは、妻が自分の親友の子どもを産んだってことを知っていました。

嫉妬で妻を殺し、その後そのことは知りながらも(子どもには知らせていない)その子どもを育て、二人(+(プラス)犬一匹)で旅をして、最後は、離れて暮らしていた少年の実の父親に少年を残して再び旅立っていきます。(内容がうろ覚えなので、気になった方は本を探して読んでみてください。) 


『トーマの心臓』のエーリクの継父ままちちは、エーリクの母(継父の妻)が死んだ後、「僕らは同じ女性を愛したのだから仲良くできるね。君と一緒に彼女の話をしたい。」と言ってエーリクと一緒に住むことにしました。


「夢を見つづけること」、「夢を見ることを止められないこと」 についてのはずだったのに、

「愛し方」についての話に終始してしまいました。

いけなかったですか?





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