74.リューベン・辻野 に思う
中学生の頃、私の友人で リューベン辻野 が好きだった人がいました。
リューベン は、チャー のバンドの人で、その頃の チャー はヒット曲が出て、割にテレビ出演が多かった時期だと思います。そのバンドの、確かドラムス担当でした。その名前の通り、日本とどこかの外国とのハーフの人でした。
私たちは美少年が大好きでしたし、とにもかくにも西洋人の顔が好きでした。
改めて手元にある少女マンガや Book-off においてある当時の少女マンガにも、いわゆる西洋人とのハーフの女の子が主人公って物語がわりとたくさんあったりして、さすがに当時の読者であった少女たちの琴線に触れていたようです。
他の友人では レーフ・ギャレット (Leif Garrett) が好きだった人もいました。
レーフ が口ずさむ、「♫ New York City nights, you’ve got to have’em ! ♫」 の
(へぇ~?! have’em ってずっと heaven と思ってた。)
「New York City」 の箇所が、どうしても、 「ニューヨークシリー」 と 聞こえるのに、
学校で教える英語ではどうしても 「シティ」 と言わせるので頭が混乱してしまい、
英語がどんどんわけのわからない嫌なものになっていきました。
後に何年も経ってから、 「シリー」 と聞こえた私の耳は間違っていなかったとわかって安心しました。
当の私は、ショーン・キャシディ (Shaun Cassidy) が好きでした。
部屋には ショーン の顔の大アップのポスターが貼ってありました。
もともとは彼のお兄さんの デビッド・キャシディ (David Cassidy) を好きだったのですが、その頃の私の年齢では、ショーン のファンである方が適していたのでした。(何が適していたのかはわからないですが、当時の私は勝手にそのように思っていました。)
カルピスのCMに出ていた、ダニー・オズモンド (Donny Osmond) も好きでした。
『Go away little girl …』 という歌が有名です。フィンガー5 がアルバムの中でも歌っています。
当時の日本の人気グループの フィンガー5 は、アメリカ、イギリスで流行っていた曲を日本語で歌って彼らのファーストアルバムに収録していました。
今までの日本にはないテンポのいい曲を、私は毎日レコードに合わせて歌っていました。
ジャクソン5 (The Jackson 5) の曲なども、フィンガー5 の影響で、つい今でもオリジナルの英語の曲を耳にすると、日本語で歌ってしまいます。
その時代、ルネ・シマール (René Simard) という人もいました。
彼は、カナダのケベック州の出身だったと思います。
彼の 「♫ どーおしてそんなに、かなしいかおで・・・♬」 で始まる 『ミドリ色の屋根』 が大ヒットしました。
日本で大きい賞を取って、授賞式には彼のお母さんも招待されていました。テレビでは彼の母国語のフランス語でも歌っていた記憶があります。
そのシングル盤のB面に入っていた 『二人のデート』 だったか 『雨上がりのデート』 だったか、私はアップテンポの曲の方が好きで、こちらのほうをよく真似して歌っていました。真似をする、というのは外国語のアクセントを含む日本語を真似るということです。
そうそう、クリッパーズ というやはり、少年人4人とそのお姉さんである女の子一人のグループもありました。確か、フィリピン人の姉弟で声がすごく綺麗でした。
「♫ ボーイ、人はそう呼ぶよ、ボーイ、みなほほえんで ♫」、とか歌っていたけど、すぐにいなくなってしまいました。
どうもこの頃から、私には外国人が発する日本語が妙に心地よく聞こえていたように思えます。
『外国人アクセントフェチ』 とでも言うのでしょうか?
そのことに関しては、今後も何度か触れていくことになるとは思いますが・・・。
少々年齢が上がってしまいますが、STIX というバンドの 『Mr. Robot』 という曲を友人から聞かされました。ボーカルのトミー・ショー (Tommy Shaw) が 「♫ ドゥォモアリガト、ミスター・ロバット ♫」 と歌っています。
The Police の 『dododo de dadada』 という曲は他の友人から教えてもらいました。確か、CMでも使われていたと思います。その彼らが歌う 「♫ ドゥードゥードゥー・デ・ダァーダァダァ ♫」 がなんとなくわけのわからない日本語に聞こえるっていうんで、そのポリス好きの友人が、ポリスは日本好きなのかもって喜んでいたような気がします。でも、ポリスの日本好きなんて話、私は聞いたことがありません。(そういえば、ショーンは「♫ ダドゥロンロンロン、ダードゥロンロン ♫」という歌を歌っていましたね。)オリヴィア・ニュートンジョン (Olivia Newton-John) は日本が大キライだそうです。アメリカの女優、ジュリア・ロバーツ (Julia Roberts) も日本嫌いと聞きました。まぁ、どうでもいいですけど。




