73.どーゆーわけか立て続けに観た二本の映画について 思う
友人が DVD を借りてきたので一緒に見ようと誘われて一緒に観た。
彼がどうしてこの映画を選んだのか、
尋ねたら「借りている人が多いみたいだから、良さそうだと思って。」って。
まぁ、TSUTAYA での DVD の選び方なんてみんなそんなもんだよね。
で、私たちが一緒に観たという映画なんですが、
『その愛を走れ』
原題: Tengo ganas de ti
(「空の上3メートル」 / 原題: Tres metros sobre el cielo の続編 )
公開年: 2012年
制作国: スペイン
『マルタのことづて』
原題: Los insolitos peces gato
公開年: 2013年
制作国: メキシコ
の二本。
二本とも観終えてから
「もう一回見よう!」 って私が言うと、
『その愛を走れ』 を友人がセットしようとしたので、
「『マルタのことづて』 をもう一度だよぉ。」 と言う私に
「どうして?」 と不思議そうに尋ねてきた。
確かにそうだ。同じ映画を観たって人それぞれ感じ方は違う。
彼が言うには 『マルタ・・・』 は最終的には死んでしまってさみしい映画だっていうのだ。
私は、『その愛・・・』 の方がかわいそうで悲しいと言った。
私が思うには、『マルタ・・・』 のマルタは死んでしまったけれど、今まで自分がやりたいと思うことを彼女は彼女の人生の中でやってきたし(確か、三回結婚をしている)、病気になってしまったことも今では後悔していないし、子どもたちを心から愛しているし(ちょっとした彼女のしぐさが私にそう思わせる)、子どもたちにたくさんの愛情を残したと思うし(私はそう思う)、後に残された子どもたちだってマルタからたくさんの愛情を受け取ったと思っていると思う。
でも 『その愛・・・』 は、これから悲しみを背負ったまま生きて行かなくてはならない。
人生の選択の誤りを知りながらこれからもずっとだ。
一緒に映画を観た友人が言うには、
『その愛・・・』 の彼女はまだ若いから、これからやり直すことがいくらでもできる、というのだ。
だったら、バビの母親は?
バビの母親だってやり直すことができるかしら。
生きていれさえすればきっと?
バビの母親は自分の過ちと同じことを娘のバビにもさせようとしていたではないか。
*
私はつくづく心配性で、ネガティブ・シンキングで、
友人はつくづく能天気で、ポジティブ・シンキングなんだなって感じるひと時でありました。




