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65.映画 「エーゲ海に捧ぐ」 に思う

『エーゲ海に捧ぐ』という映画をご存じだろうか?

つい先日まで、ヨーロッパの中でも色々とお荷物でお騒がせな国なんて言われていた、ギリシャを舞台にした映画。

「お荷物でお騒がせな」とは言われつつも、

自国民の年金は絶対に下げたくないと、他の国から借金をするのを当然と考える首相と、

自国民の年金を是が非でも下げるべしと主張し、他の国々には媚びを売るどこかの国の首相と、

一体どちらが本当に国民のことを愛しているのだろう?

こんな風に、いぶかしく思っているのは私だけだろうか・・・。


まあ、とりあえず、

当時、この映画 『エーゲ海に捧ぐ』 とのタイアップでもないのに(と思う)、

ジュディ・オングの『魅せられて』が流行っていた。

(『エーゲ海に捧ぐ ~ 魅せられて』 とずっと記憶していたのだが、

『エーゲ海のテーマ ~ 魅せられて』 というのが本当らしい、ということを

最近、Wiki により知ることとなった。まぁ、私にとってはどちらでもいいんだけど。)



「Wind is blowing from the Asia

 女は海

 好きな男の腕の中でも

 違う男の夢を見る ん~ah~ん~ah~

 私の中でお眠りなさい」


な~んて、花の中学生、女子三人組みは廊下で大声で歌っていたのだ。

私たちの隣で聴いていた産休補助教師の若い先生は目を丸くして驚いていた。

もちろん、私たちだって意味が分かっていたなら声には出せていなかったであろう。


それよりももっと昔、


「あなたが噛んだ、小指が痛い」 と、聴いて


「なんで小指なんて噛んだんだろうね」 と、子どもから尋ねられた親は困ったであろう。


知らないということはある意味、偉大だ。


「好きな男の腕の中でも

 違う男の夢を見る」


「好きでもない男の腕の中で

 好きな男の夢を見る」 ・・・ これもありかな。 



その歌の意味を知るまでに、

あの中学生はどれほどの年月としつきが必要であったろう。





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