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59.三上 延  「ビブリア古書堂の事件手帖」 に思う

世の中には、その人物の蔵書を見ただけで、その人物の性格や職業をあてることができる人もいるといいます。

三上延さんの『ビブリア古書堂の事件手帖』の中にそのような人物が登場します。 


     *


昔、NHKの番組で、ある人の部屋にカメラを入れ、その人物の職業を当てるという番組がありました。

案外おもしろい企画だったのにも関わらず、予想外にすぐに終わってしまいました。

たぶん、その問題側になって自身の部屋を公開したいって人がなかなかいなかったんじゃないかと思います。

だってその部屋は、その人の身体の一部で、作品の一部にもなりうるから・・・。


そういえば、自分の書棚に並ぶ本を見られるのが恥ずかしいと言っていた人がいました。

わかるような気がします。


     *


「私の、年齢としの離れたきょーだいの書棚には、『二十歳の原点』が

 並んでいた。

 ・・・あーゆー人は好きになれない。」


「『二十歳の原点』って、あの高野悦子さんの? 

 ・・・あなたのその年齢としの離れたきょーだいって人に

 会ってみたいものですね。」


あの人と会って一体何の話をするつもりだったのだろう。


私はきょーだいの部屋にあった『二十歳の原点』という本を開いたことがありません。

内容も良く知りません。

ただ知っているのは、部屋に入る度に見かける、その本の背表紙の作者が自殺で亡くなったということだけでした。


     *


さて、今、自分の部屋をぐるっと見回してみました。


『白痴』 ドストエフスキー 

『痴人の愛』  谷崎潤一郎 

『愛と憎しみの豚』  中村 安希

『豚と薔薇』  司馬遼太郎

『バラとワイン』  Red Warriors (CD)

『ワインレッドの心』  安全地帯 (CD)

『こゝろ』(こころ)  夏目漱石


ザックリと「しりとり」をしてみました。

さて、私はどういう人物でしょう。





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