51.「喫茶店」 に思う その1
・さだまさし 「パンプキン・パイとシナモン・ティー」
・Suzanne Vega 「Tom’s Diner」
・岩舘真理子 「五番街を歩こう」
・近藤 史恵 「タルト・タタンの夢」
・友井 羊 「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん」
・「オリンダのリストランテ」(映画)
・妖怪ウォッチ ~ 「恋とポエムとコーヒーと」
喫茶店、カフェ・レストラン?
最近ではもっと洒落た言い方で、ビストロとでもいうのでしょうか?
ざっと上記に列挙してしまいましたが、
とにかく、そのような小さいレストランにまつわる話が好きなのです。
古い歌では、ガロの「学生街の喫茶店」や、清水健太郎さんの「失恋レストラン」がありますがね。
最近では、マンガ『妖怪ウォッチ』のコマさん主演の
「恋とポエムとコーヒーと」のお話が好きです。
実は昔、私は喫茶店をやりたいと思っていたのです。
とても若い頃です。
ただ、思っていただけでしたが、
憧れていました。
ですから、喫茶店でのアルバイトもよくやっていました。
ある日、テーブルにお水を運んだ時に、
突然、年配のお客さんに髪型を褒めらたのが嬉しくって、
用もないのに、何度もそのお客さんの側を行ったり来たりしていた覚えがあります。
歌の中や、少女マンガ、小説の中に登場している
マスターやウェイターさん、料理人、どれも魅力的な人たちです。
私自身がそのような人たちのようになれるとは思ってはいませんでしたが、
なにか、その、そこに通う人たちの関係性が好きだったような気がします。
その当時、知り合いの人に、
「喫茶店ってどうかな?」って尋ねてみましたら、
儲けにならないと言われました。
お金持ちが税金逃れでやるにはいいけど、採算がとれないからやめといた方がいい、
とのことでした。
「それでは、
子を産んで育てるのと、オラウータンの赤ちゃんを引き取ってを育てるのとでは
どちらが有意義かな?」
と尋ねましたら、
子どもは養育費とかいろいろとお金がかかるし、不良になったら困るのではないかと言われました。
「だったら、
海外留学をするのと、ビデオ屋を経営するのとどちらが将来の為になるの?」
と尋ねましたら、
海外留学の方が気が楽かもしれない、と言われました。
それから、さらに、
「学生の多いところでおにぎりや屋さんをやったら当たるかもしれないね。」
と話していましたら
「あんたは社長に向いてるよ。」と言ってくれた友人がいました。
決して褒めているわけではなさそうでした。
社長ってのは深く考えずに結局は思いつきだけなので、
私に向いていると言いたかったらしいのです。
そうですね。結局、社長っていうのは、側近が大切ってことのようです。
当然のことながら、私には経営の才などないことはとうに知っていたので、
お客さんに徹することにしました。
ですから、常によいお客さんでありたいと思います。
そして、
お気に入りの喫茶店に入って大好きなコーヒーの香りの中で、
こんな夢を見たりもするのです。
『オラウータンの赤ん坊を引き取って、
フランスへ行き、
パリでおにぎり屋さんをやる。』
な~んてね。
あれから、うん十年。
現在のパリでは、日本風のお弁当が流行っているのだそうです。




