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5.太刀掛秀子 「行ってみたい・・・。」
たぶん、太刀掛秀子さんの作品、「ほろほろ花の散る中で」だったと思います。
と、いうのがやはりネットで情報調べをしていたのですが、全体の内容がいまいち思い出せなくて。
ただ、主人公の女の子の名前が確かに、「あ~や」だったと記憶しているのですが・・・。
(ご存じの方、おしえてください。)
高校生くらいの女の子二人が制服姿で雨上がりの小道を歩くすがら、あ~やが友人から「なんで、水たまりばかりにちょうどよく足を突っ込むの?」とか聞かれるんです。
マンガは、確かそんな感じで始まりました。
その女の子の彼氏の、若い時分に死んでしまった歳の離れたお兄さんが残した日記の
(この辺りがうやむや)、
とにかく
残された日記に、
「行ってみたい、シルクロード。」
っていう一行があって、
その言葉に導かれて、
彼は行くんですよ、シルクロードへ・・・。
そしてその言葉は私の中で長い間静かに熟成され、
後に、私の背中もいつも押してくれるようになりました。
「行ってみたい、フランス。
見てみたい、アルル・・・。」
その話はまた後ほど。