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 4.映画 「悪を呼ぶ少年」 に思う

「悪を呼ぶ少年」 

原題: The Other

制作年: 1972年

制作国: アメリカ)


双子の少年の話です。

映画の内容はネットでかなり詳しい内容まで知ることができるので、

興味を持たれた方はどうぞそちらへ。

(すごいねっ、ネット時代!)


ですから、ネットには載っていないけど、私の心に残っている場面をここには書きます。

確かにこの映画だったと思います。


お婆ちゃんが孫の少年に向かって「ご挨拶のキスをしてちょうだい。」って言います。

「蝶々のキスをちょうだい。」と、まばたきをたくさんした目で頬にキスをする場面が印象的で、子ども心にこれは使えるなって思いました。

外国のキスは実にヴァラエティに富んでいて、非常に興味深いです。

舌を『入れる』、『入れない』でも呼び方が変わるそうです。

機会がありましたらまたお話しますね。

子どもの頃から洋画が大好きで、いつの間にか視覚による学習をしていたのでしょうか。

ファーストキスの相手から「キスが上手いね。」って言われた時には、ドキッとしました。ははは。


ところで、

双子と言えば、萩尾望都さんの作品で『アロイス』を思い出します。

生まれてくることができなかった双子の一人が、生き残った方の身体を乗っ取っちゃうみたいな内容でした。死んだと思われていた少年の意識(?)は、生きている双子の一人といつも一緒でした。二つの魂が一つの身体に入ってしまっていたということですね。結果的には、身体の本当の主である邪魔な兄弟を追い出して身体を乗っ取ってしまいました。


やはり萩尾望都さんの作品で『半神』も短編ですが非常に素晴らしいです。

こちらは「乗っ取った/取られた」というよりも、「犠牲になった/した」、とでもいうことでしょうか、それとも「譲った/譲られた」・・・。

双子の関係に関わらず、人の幸せと呼べるものなんて他の人の不幸の上に成り立っているともいえないですかね。(ここでは、あえて「他人」という言い方は避けますが。)

上記の『アロイス』と続けて読むと興味深いです。

演劇にもなったと聞きました。

シャム双生児の話です。


ベトナム戦争で犠牲になったベトちゃん、ドクちゃんを思い出しました。




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