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26.映画 「レベル・ポイント」 に思う

ほんの一瞬で恋に落ちることがある。


たぶん、日曜洋画劇場かなにかで、淀川長治さんが解説だったような気がします。

家族で見ていたからたぶんそうです。

マット・ディロンのデビュー作ということで、後に映画マニアのあいだでも一目置かれるようになった映画らしいです。しばらくしてから、美少年フリークの友人も、私に尋ねてきてましたから。


放課後の子どもの遊技場(放課後クラブ)に大人が介入してきたみたいな映画だったと思いますけど。大した内容じゃなかったような気がします。(間違っていたらごめんなさい。浅い見方ですね。)アメリカのティーンエイジャーだし、まあ、多少、若い人たちの考えや行動が日本よりも進んでいることは確かで、親や大人たちに対する反抗みたいな、そんな印象しかないんです・・・。

映画中の主役の男の子は結構お金持ちのうちの子で自分の個室も持っている少年です。

マットの役は違ってました。これから大人たちに報復しに行くって時に、マットが家族と住むアパートに戻ると(金持ちじゃない世帯が住んでいるアパート)小さい弟が「兄ちゃん、どこ行くの?」って聞くんです。そこで「母さんを頼む。」と言って小さい弟を抱きしめてその場を去るんですけど、その、ほんの一瞬のシーンで私は恋に落ちました。マットの出番ってそれほど多くなくって(マット・ディロンという役者の存在自体まだ知られていなかったと思います)、そこのシーンだけが異様に心に残っていました。たぶん、他の人々にもそうだったのでしょうね。その後、彼はいろいろな映画に、特に若者の代弁者として登場するようになります。しばらくは不良のイメージが定着していたみたいですけど、実際はどうだったのかなって思います。ある女優さんとお付き合いしていた時期も、彼は結局家族を優先にしているって聞いたことがあります。「僕が一番つらかった時に、家族が僕を助けてくれた。家族がいなかったら今の僕はなかったから。」って。結局、その女優さんとの結婚の話は消滅してしまったと、昔ある映画雑誌で読みました。


ウィスキーか何かのCMだったと思いますが、タキシード姿のマットが椅子に腰かけていると、小さいミニチュアサイズの象さんがドアから部屋に入ってきます。それに気付いたマットが手に持っていたウイスキーと氷が入っているグラスの音をカランと鳴らしてその小さい象さんに微笑みかけるのです。

もう一度見たいCMの一つです。





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