23.映画 「クリスティアーネ F.」 に思う
原題: Christiane F. – Wir Kinder vom Bahnhof Zoo
公開年: 1981
制作国: 西ドイツ
先日、近所の Book-off で『Christiane F. 』の DVD を購入しました。
最近、この店へ出向くと運よく昔の掘り出し物を見つけるので嬉しいです。
出向く頻度も以前よりも増えました。
この映画は日本公開の時に映画館へ観に行ったものです。
まだ子どもだった私は、ドラッグ、売春、セックスの言葉は知ってはいてもすぐには自分の身体に直結しない映像にただただ凄いっと感じていただけでした。なんとなく物悲しい気持ちはわかる、でも、ドラッグが切れた時の苦しみとか、売春をすること、セックスをすることの意味はどんなにかマセた脳細胞で考えたって理解はできないのです。当時の他の人の意見では、主人公の女の子の超スリムな身体に感嘆したというのがありました。当時の日本のティーンエイジャーのドラッグについて頭で考えられるのはそこまででした。
先日再び、部屋のDVDで彼女らを見た時、空恐ろしさを感じました。
これは1970年代の実際の話です。
原作は『われら動物園駅の子どもたち』(1978) というもので、当時のヨーロッパのティーンエイジャーたちに広く読まれたそうです。
これで想起されたのが『麻薬・安楽死の最前線--挑戦するオランダ』(平沢一郎)(1996)という本です。
興味のある方は合わせて読んでみるといいと思います。
都内で『クリスティアーネ F.』を観てから数○年後、私が旅先のイギリス、カムデン・タウン付近を歩いていた時、私の前を歩いていた青年三人のうちの真中の人が突然悲鳴をあげて泣きながら地面に倒れたのを見ました。薬との関連性はわからないまでも、とにかく今までの東京では見たこともない光景に驚きました。
私のフランス人の知人は、彼の10代の時に、彼の最も親しい友人がヘロインを常飲していたと言っていました。ヘロインを『打つ』のではなく、『飲む』のです。
昔の私のお友達で、マーク・ボラン (Marc Bolan)(1947~1977) のように死にたい、と言っていた人がいました。
現在どこにいるのかわかりません。
元気で生きていたらいいと思います。
もし、元気に生きていたなら、
ミニクーパーに乗るのもいいでしょう。
でも、マーク・ボランのようには死なないでください。
お願いします。




