104. Jackie Evancho 「O mio babbino caro」 と 米国 2017年1月20日 トランプ大統領の第一回就任式 に思う
前回の投稿のつづきになってしまいます。
歌詞の内容もわからずに感動することってあるんだなって。
アメリカの歌手、ジャッキー・エバンコ (Jackie Evancho) がまだ全くの無名時代の時。
多分、この番組がきっかけでメジャーデビューしたのかな。
ティーンエイジャーの子どもたちの才能発掘番組で、スター誕生みたいな番組に
9歳のジャッキーが出場しました。
司会の女性に「今日はどこからきたの?」とか「何歳?」とか色々尋ねられて、簡単な自己紹介の後に歌うんだけど、彼女が歌い始めると、コンテストに出場してきている他の子たちが急にだんまりになり、「なんなの、これは?」って表情でじっと彼女の歌に聞き入っているし、司会の女性は何度も目頭を押さえ涙をぬぐっていました。
この曲はオペラで、イタリア語で、多分その場にいたほとんどみんなはアメリカ人の英語話者で、
歌詞の意味とかもわからないと思うんだけど、あたしもなんだかわからないけど、
彼女の歌を聴いていたら知らぬ間に涙が出てきちゃっていて。
それから何年かの時を経て、彼女は美しく成長していました。
再びその姿を私が拝んだのは、米国、2017年1月20日、トランプ大統領の第一回就任式でした。
この時のジャッキーの国家斉唱も良かった。
音質が悪くって、あれはひどかったってコメントもいくつかあったみたいだけど 、
(あくまでも音響に対してのブーイングで、決してジャッキーの歌唱力に対してではない。
もしやあの音響設備の悪さも仕組まれたものなのか)
でも、国家斉唱が始まると人びとは右手を胸に置き、聞き入る人も、一緒に口ずさむ人も。
その光景が厳粛で、礼儀を重んじている様子が大変に素晴らしいと思いました。
そして、最後、ジャッキーが歌い終えた時に、背後にいたミッシェル・オバマが画面に写るんだけど、
涙ぐんでいるように見えるんですね。
鬼の目にも涙、ってか。
おっと、失礼。
私は、ミッシェル・オバマのその表情に感動したんです。




