恋色
仙道アリマサさま主催 “作詞家になろう!”
『仙道企画その4(復刻)』への参加作品です。
きみにもらった 淡い心
ころころ転がって 灯が点いて
わたしのすべて 萌やし尽くして
世界を変えてゆく
春の終わりを 惜しむように
川縁を並んで ゆっくりと
一筋の風 きみの髪撫ぜ
花曇り 淡空
薄ら色の 桜の下佇む 横顔を
ひそかに 眺めるのが好きだったのに
なのにね
光が 零れて弾けたとき 鮮やかに
染まる世界 振り向く
きみの 瞳に とらわれ
わたしを染める色唯一つ
濃い心 恋色
(仮名表記)
きみにもらった あわいこころ
ころころころがって ひがついて
わたしのすべて もやしつくして
せかいをかえてゆく
はるのおわりを おしむように
かわべりをならんで ゆっくりと
ひとすじのかぜ きみのかみなぜ
はなぐもり あわそら
うすらいろの さくらのしたたたずむ よこがおを
ひそかに ながめるのがすきだったのに
なのにね
ひかりが こぼれてはじけたとき あざやかに
そまるせかい ふりむく
きみの ひとみに とらわれ
わたしをそめるいろたったひとつ
こいこころ こいいろ
(昨年の春頃に書いた詞なので、季節感がずれてしまっているのですが;)
曲から感じたのは、穏やかな風景、あたたかな光、そこに静かに燃えてゆく感情。
ラスト、光がぱあっと差し込み、世界が変わるようなイメージも受けたので、そうしたところから作ってみました。
色合いの濃淡なども感じていただけたら嬉しいです。
ご覧いただきありがとうございました!