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詩&詞(作詞企画関連含む)

恋色

作者: momo_Ö

仙道アリマサさま主催 “作詞家になろう!”

『仙道企画その4(復刻)』への参加作品です。






 きみにもらった 淡い心

 ころころ転がって ()が点いて

 わたしのすべて ()やし尽くして

 世界を変えてゆく


 春の終わりを 惜しむように

 川縁(かわべり)を並んで ゆっくりと

 一筋の風 きみの髪()

 花曇(はなぐも)り 淡空(あわそら)


 (うす)ら色の 桜の下佇む 横顔を

 ひそかに 眺めるのが好きだったのに

 なのにね

 光が 零れて弾けたとき 鮮やかに

 染まる世界 振り向く

 きみの 瞳に とらわれ


 わたしを染める色(たった)一つ

 濃い(こころ) 恋色




(仮名表記)


 きみにもらった あわいこころ

 ころころころがって ひがついて

 わたしのすべて もやしつくして

 せかいをかえてゆく


 はるのおわりを おしむように

 かわべりをならんで ゆっくりと

 ひとすじのかぜ きみのかみなぜ

 はなぐもり あわそら


 うすらいろの さくらのしたたたずむ よこがおを

 ひそかに ながめるのがすきだったのに

 なのにね

 ひかりが こぼれてはじけたとき あざやかに

 そまるせかい ふりむく

 きみの ひとみに とらわれ


 わたしをそめるいろたったひとつ

 こいこころ こいいろ







(昨年の春頃に書いた詞なので、季節感がずれてしまっているのですが;)


 曲から感じたのは、穏やかな風景、あたたかな光、そこに静かに燃えてゆく感情。

 ラスト、光がぱあっと差し込み、世界が変わるようなイメージも受けたので、そうしたところから作ってみました。

 色合いの濃淡なども感じていただけたら嬉しいです。


 ご覧いただきありがとうございました!




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恋色

企画詳細はこちら↓『仙道企画その4&5復刻企画 期間7/1~~8/31』
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― 新着の感想 ―
[良い点] 「わたしのすべて 萌やし尽くして」の言葉がとても印象的で、ラストも濃い心と恋心を重ね合わせているのが、素敵ですね。 花曇りの淡空の下で、心は濃くなりゆくばかりの恋色に染まっていく、という…
[一言] タイトルも内容も素敵ですね!
2023/04/12 21:03 退会済み
管理
[良い点]  色の変化で捉えた心は恋の色♪  素敵です。 [一言]  私も全く同じ流れで参加させていただきました。  ついつい充ててみるも出来てしまうと、ねえ♪(笑)  チャンス待ちですね!
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