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第1話 分裂
何・・・?
分裂・・・?
そんなバカな・・・。
信じられなかった。
俺は、相田翔。(あいだしょう)
広島県出身の24歳独身のサラリーマンだ。
俺は昨日から広島から東京に出張してした。
ちなみに、彼女がいる。
彼女の名前は吉田梓
高校の時から付き合い始め、俺は彼女の助けもあって仕事に就職していた。
昨日の朝、梓に「行ってらっしゃい」と言われたのを思い出す・・・。
・・・まさかあれがお別れの言葉・・・!!!
急いで、携帯を取り出し広島にいる梓に電話をかける。
つながらない・・・。
どうやら関東地方以外の人々とは電話やメールはつながらないらしい。
恐らく、手紙もそうだろう。
「クソ!!」
俺は携帯を床に思いっきり投げた。
その近くにいた女子高生らが驚いた顔で見ている。
俺はその視線を無視し、携帯を拾いアパートに戻った。
しかし、まだこれが序の口だということを翔は知らなかった・・・。
段々、日本中が狂い始めるということを・・・。




