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シスコンではないけれど。

作者: 生際防衛隊

 僕には妹がいる。

 とても可愛い妹がいるのである。

 ラノベやアニメによくある感じの義妹ではなく、血縁関係もある紛れもなく本物の、でも少しばかり年の離れた僕の妹だ。


 妹が出来ると知ったのは僕が中2の時。

 思春期真っ最中だった僕は両親の事情というか情事に何とも言えない複雑な気持ちを抱いたものだけど。

 いざ、妹が生まれたら、そんなの心底どうでも良くなったね!

 もう控えめにいって天使。

 普通にいっても天使。

 英語でいったらテ・ンシーですね。

 僕はシスコンって程ではないけども、天使が「おにぃちゃんと結婚するぅ!」と言ってくださった時には一生童貞を堅守する決心をしましたし、もしも「うどん粉とわたしどっちがだいじなの?」って聞かれたらVAR判定でカレー粉を選びます。

 

 そんな天使であるからして、近い将来、天使の周囲には蚊柱の如く大量の虫けらどもが湧く事必至。

 もっとも天使がごみ屑のような虫けらに誑かされる事などはあり得ないけれど。

 もしも、もしもだよ。

 天使EYEに叶う者が居たとすればそれは素晴らしい生物なまものである事は疑うべくもない。

 そして僕の前に連れてきたとする。

 反対するなどという野暮なことはしない。

 天使にとって頼れてカッコよくインテリジェンスでパリジェンヌな唯一無二のおにぃちゃんでありたいからね。

 ただ黙って引き金を引くのみである。

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