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思い当たる人物


 ・予言が使える。


 僕達は予言者の予言を頼りに作戦を立ててた。

 だから予言というのは本当だ。

 ただし何でもかんでもでなく決まった事柄のみなので予言という定義には疑問が残る。


 ・僕らの世界に進攻を考えている。


 これには疑問がある。

 いつの世も進攻するには理由がある。

 領土拡大。

 自己顕示欲。

 天下統一。

 だが、どれも当てはまらないというか、今一ピント来ない。

 予言者さんがとても邪悪というか魔族からかけ離れた雰囲気があるからだ。

 真意が別な処にある気がする。

 第一魔王の死後、魔王国は解体され戦乱の世。

 国としてはとてもこちら側に気を向けている暇はない筈だ。


 ・魔王ガンナムレイドラームの記憶をダウンロード。

 

 何故したのか?

 表向きは話をスムーズに進行させる為というが、本当にそうなのであろうか?

 確かに辻褄は合う。

 だが、予言者程の慎重派が時間軸が違う未来であろうと、魔王である限り最大の障害にもなり得る存在を復活させるだろうか?

 それとも、それだけのリスクをおってまでしなければならない事があるという事だろうか?

 

 ・元魔王に光を折らせる。


 勇者王の復活が嘘ならどうして折るのか?

 周りから光を除去することが、桂ちゃんの能力を跳ね除ける程の力があるとは到底思えないのだ。

 確かにローグエンドバーグ時代の情報を持つ魔王しか出来ない。

 

 ・魔法が使える。


 時の魔法を使った。

 予言者なら使えても不思議じゃない。

 だが、ここに最大の大きな矛盾があった。


 この中に予言者を暴く答えがある。


 予言者は魔王の過去をよく知る人物、しかも対等な立場だった人だと思う。

 そうでなければ恐怖でここまで大胆な使い方をしない。

 記憶を戻したのも扱いやすくするため、それが理由だろうね。


 ガンナムは魔王の間に常に籠っていたから社交的付き合いは少ない。

 それでも会っていた人物若しくは魔物。

 周りの主要人物は先程の予言者との本人当てゲームで粗方潰したがそれでも出てこない。

 となるとそれでも該当しない予想外の存在となる。


 予言者は世界中に魔法陣を構築または行使出来る程の権力を持っていると考えていい。

 若しくは権力を動かせる程の影響力を持っている限られた存在。


 そして、最大の疑問。

 予言能力があるのに時魔法が使える事。

 だが、もし、予言能力が嘘で時魔法が行使出来る存在ならある人物が浮かんできた。 


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