表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

夏生詩集

新聞紙

作者: 夏生

眠っている彼に

そっと毛布をかける

ありがとう、と

寝ぼけ眼の彼を見たら

思い出した


遠い日


仕事から帰ってきた父は

晩酌の後、

畳の上でごろりと何もかけずに

寝転んでイビキをかいて眠っていた


毛布は押し入れの奥で

小さな私は何故か、

新聞紙を広げて父にかけてしまった


新聞紙は意外とあたたかい、と

どこかで聞いたからだ


翌朝、母から、

「お父さん、笑ってたわよ。でも

暖かかったって」

ああ、よかった

新聞紙って凄いな、と

思った私


父はきっと苦笑いしていたに違いない








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ