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「秋の文芸展2025」の試みは上手くいったのか独自分析をしてみた  作者: 本羽 香那


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7/8

考察まとめ & 個人的提案


 それでは個人的には調べたいことは終わりましたので、これにて考察まとめをしたいと思います。


 ・作品数を集める点に関して大成功

 ・マイナージャンルを盛り上げる点も成功

 ・読者を惹き込む点に関しては及第点

       ⇩

 ・大ジャンルの括りが功を奏した

 ・企画開催期間が長かったことも成功の鍵



 端的に纏めましたが、今回の企画はどの面から見ても成功しているのではないかと思われますね。

 前回の春のチャレンジの時とは打って違いますから、こちらは来年も是非この形で継続していただけたら嬉しく思います。




 ではここで公式企画に関して、個人的な提案を述べさせていただきます。

 主に考えたことは2つですね。


 ①期間を60〜70日を取り、

  春の推理と秋の歴史を復活させる

 ②春のSF祭り(&詩とエッセイ)を立ち上げる


 ①に関しては、やはり期間を伸ばせば推理や歴史も連載で書きやすくなるはずだという見込みからの提案になります。

 今回で春のチャレンジは48日、秋の文芸展で62日とっているので、これが1番現実的にやりやすい方法かなと思いますね。


 ②に関しては、今回の大ジャンル文芸で味を占めたので、ここは大ジャンルSFもいっそのことやっちゃえという提案です。

 ただこれに関してはかなり問題点がありますね。

 まずSFは本当に投稿する人が少ないことです。

 2025年11月27日0時36分では、VRゲームが2291作品、宇宙が3871作品、空想科学が14181作品、3008作品なんですよね。

 なので、公式企画だからこぞって参加しようと思う方が多く現れると考えるのは中々難しそう……。

 勿論、SFメインの方はこぞって参加して、新規の方達は次々とチャレンジで挑戦して、300作品ほど集まればベストなのですがね。

 それに文芸と違って4つと半分であることも痛いところ。

 そのため括弧でその他ジャンルである詩とエッセイも入れてみたのですが、これだと今度は統一感がなくなりますし。

 かと言って、企画にしなくても多く投稿され読まれる恋愛やファンタジーを入れるのは癪ですし。

 色々な点で問題点が発生するのは目に見えているので、現実的には自分でも無理だなと思う提案です。


 とにかく全ジャンルだけはやめた方が良いと思います。

 これは参加者が積極的に全体的に作品を読む小規模の個人企画ではなくて、無数の読者が不特定多数に読む大規模な公式企画ですから。



 まあ多分少なくともあと2年はこの形式を続けるでしょうから、どちらも実現することはないと思いますが。

 でも春のチャレンジだけでもどうにか形を変えて、もっと公式企画として有意義のあるものにして欲しいというのが、私の思うところでございます。


 今回のエッセイも様々なことを知ることが出来て、本当に大満足です。

 最後までご覧いただきありがとうございました。


 

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