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「秋の文芸展2025」の試みは上手くいったのか独自分析をしてみた  作者: 本羽 香那


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参加作品のジャンルからの考察


 では、次は本企画で参加した作品のジャンルを見ていきたいと思います。

 まずはその分布をご覧ください。

(調べ時間:2025年11月27日0時30分)


 純文学:396(27.3%)

 ヒューマンドラマ:620(42.8%)

 歴史:106(7.32%)

 推理:64(4.42%)

 ホラー:88(6.71%)

 アクション:31(2.14%)

 コメディー:143(9.86%)

 *全体:1448


 これは面白い値が出ましたね。

 なんと他のジャンルがありながら、なんと歴史が100作品を超えているとは驚きました。

 実際にこのジャンルの割合も、なろう全体で投稿されている文芸の割合と比較すると、これまた面白い結果が出ました。

(調べ時間:2025年11月27日0時38分)


 純文学:41141(15.8%)

 ヒューマンドラマ:93047(35.8%)

 歴史:11983(4.61%)

 推理:12508(4.81%)

 ホラー:41530(16.0%)

 アクション:19420(7.47%)

 コメディー:40416(15.5%)

 *全体:260045


 元々割合が多い純文学とヒューマンドラマが伸ばしている中、歴史も割合を伸ばしているのです。

 そしてその分、ホラー、アクション、コメディーは侵食されております。

 きっとテーマが「友情」なので、純文学とヒューマンドラマが書きやすかった分、数が増えたのかなと思われます。

 歴史は春の企画では参加作品全体では1.26%、そして現在の文芸ジャンル全ての投稿作品における歴史の割合は4.61%と普段は大変低いのに、それでもここまで食い込んでくるとは……本当に元々あったジャンルですので嬉しいですね。


 それに作品の割合が少ないアクションでも、16作品であった春のチャレンジと比較すると数も増えており、アクションでも満足出来る数値があります。


 またどのジャンルも一定数の参加作品数があり、バランスも悪くはありません。

 これだと特定のジャンルだけでも楽しむことは出来そうですね。



 これを見ると、ジャンルの分配という面でも成功してると言えそうですね。



 

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― 新着の感想 ―
調査お疲れ様です。 歴史ジャンルの投稿比率、想像以上に高かったようですね。 やはり「秋の歴史」の廃止を惜しむ人が多かったということでしょうか。 かくいう私もその一人ですが^^; 歴史ものはどうして…
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