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8話 転生特典

「…」


僕が放った魔法は全て的に命中した。したのだが…


(転生特典らしきものはない…か)


…そんな気はしていた。もしかしたら連れこられる前に渡されるはずだったのかもしれないが寝坊したしね。まぁ身体がそのままなのであれば充分だ。


(あとは移動するモンスターへの練習にするか。)


そう考え、僕は練習場を後にする。




少しすると湖を見つけた。

観察すると、どうやら温厚なモンスターしか居ないようだ。魔法を試すには打ってつけだろう。


…と思っていたのだが…


ルカがいた。



(そうだよな…!この世界では川や池で身体を洗うんだもんな!そりゃあ居るよな!)



僕はバレないように静かにその場を後にする。反応はなかったから気配察知の範囲外だったのだろう…うん。きっとそうだ。


「…綺麗だったな。」


僕はそう呟く。バレていないことを祈って。





_____


sideルカ


(…気配察知に引っかかった奴がいる。)


杖の位置を確認する。いつでも反撃出来るように力を込める。そして私は気づかれないように反応があった場所をそっと見つめる。

そこにはレイの姿があった。


(な、なんだ…レイか…なら良かった…)



私は安堵した。が…



(ええぇぇぇぇぇ!!!!!????れ、レイ??なんで…ってか裸の私見られちゃったよね!?そ、そういうのは契りを結んだもの同士が…。で、でもレイなら…良い…かも…//)



そんなことを考えているといつの間にか気配が無くなっていた。


(うぅ…恥ずかしい…次どんな顔をしてレイに会えばいいのぉ…?)


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