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003

俺は最初に、双方の戦力について調べなければいかないと考えた。

今すぐにもバトルが始まるだろうが知らない事が多すぎる。

この状態で突進しても無駄だし危険すぎる。


まず、俺の方だがダッシュアタックと尻尾攻撃は間違いなく使える。

おそらくこの2つがメイン攻撃になるだろう。


パンチは正直微妙だ。奴の腕の方が太いしリーチもある。

仮に格闘戦になったらこっちが不利だ。


そして、不確定要素は2つ。それは噛み付きと口から出る“何か”だ。

特に“何か”については一度も試していないのが痛かった。


エメリッヒゴジラのような“放射能吐息”の可能性もあれば

vsデストロイア戦の“バーニング熱線”の可能性すらあるんだ。

なるべくは使いたく無いが、いざという時の為に

テスト発射もしておきたいとも思った。


俺についてはこれくらいか。

実戦で身体能力とか色々調べるしかなさそうだ。



奴については、外見でわかる限りでは

頭の大きなツノ、俺より太く長い腕、足の爪、クチバシが攻撃に使えると思われた。


一番気になっていた飛行能力については、

ヘリと一緒に来た時点でそれほど高くは無いと推測される。

今こうやって俺と同じ土俵に立ってる事がその証拠だ。


合わせてラドンのソニックブームやモスラの鱗粉攻撃、ギャオスの超音波メスのような

上空からの攻撃能力は無いと思って良いのかもしれない。


それは飛べない俺に取っては救いだが、

降りてきたという事は、上空という絶対的有利を捨ててでも俺を殺せるという事だ。

他になにかあるのかもしれない。油断は禁物だ。


更に俺は不利な条件がある。

それは地球で戦っているという事だ。

向こうは構わず暴れられるだろうが、俺は周りへの被害も意識しないといけない。


俺自身の運動性能をチェックもして、鳥もどきの足も止める……。

シンプルなゲームじゃねえな。


考えれば考える程、戦いを放棄して逃げたくもなる。

しかし、相手は殺る気満々で逃げれるとも思えない。

とりあえず目の前のこいつを倒して、ゆっくりこれからの事を考えよう。



**** 選 択 肢 ****


それでもやはり突撃だ!→008へ

……慎重にいこう→010へ

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