第2話 日高 鈴音の場合
全話に一応名前の振り仮名付けときました。
やっと新話書けました。次も3日以内には書き終えたいですね。それと途中一瞬三人称があります。
今回は後半に過激な描写があるので注意です。
私がおにぃと出会ったのは私がまだ4歳の頃だった。おにぃは私の1つ上の歳なので5歳の時かな?私はほとんど5歳で、おにぃもほぼ6歳だったけど。
私のお父さんは私が産まれる前に亡くなっていて、写真でしかどんな人なのかは分からない。お母さんは私の事を1人で育ててくれたけど、いつもいつも働いてばかりだったので私はいつも保育園に預けられていた。
保育園では先生がよく話してくれたし、お母さんはいつも必死だったから寂しく無かった振りをしていた。
4歳の頃からだった。私には外国人の血が入ってるから、髪は銀色、そして碧眼。周りのみんなはみんな黒髪黒目。4歳児だから過激では無かったけど私は少しづつ虐められて言った。当然私は塞ぎ込んだ。それにこの髪も目の色も大嫌いになった。
☆☆☆
もうすぐ5歳になる時私はお母さんに言われた。誕生日は何が欲しい?って。私はお母さんともっと一緒にいる時間が欲しかったけど言えなかった。
だからあの時私は、代わりにお父さんが欲しいって言ってしまった。幼い故の無知とだった。
私のお願いは叶った。新しいお父さんができた。お母さんに言われた時はどんな人なのかな、優しいかなとか、仲良くできるかなって不安だった。
結果的に言えば今でもあんまり仲良くないかも。私はおにぃにべったりだったしお父さんはいつも仕事してたから。
お母さんは新しいお父さんが出来たら仕事を辞めるつもりみたいだったけど、私がおにぃとずっと仲良くしてたから大丈夫だと思って仕事を続けたみたい。
おにぃは私を初めて見た時、髪色や目の色に少し驚いてたみたいだった。
けど
「その髪、きれいだね。それにおめめも。妖精さんみたい」
って言っくれた。
この一言がきっかけで私は小学6年生までずっとおにぃにべったりだった。もちろん自分の髪と目は好きになった。
小学校に上がってもおにぃがずっといてくれたから私は虐められなかった。おにぃが守ってくれる理由であるこの髪と目は、今でもずっと私の宝物。
☆☆☆
中学校になった時だった。流石に今でも学校では、おにぃにはべったりしていない。家ではベタベタだけど。
そんな日に私は聞いてしまった。
「えーるかってば今でもお兄ちゃんにべったりなの?ブラコンじゃーん。中学生にもなって恥ずかしいって!」
「えーそうかなー?」
言っていたのは私と仲のいいともちゃんとるかちゃん。歳は離れてるけど2人ともお兄ちゃんがいる。
この時私は初めておにぃが大好きなことは恥ずかしいことだって知った。
でも私は知らなかった。ともちゃんもはこの時も今でも、私程じゃないけど、お兄ちゃんにべったりだったことを。
そこからだ。私がおにぃをお兄ちゃんと呼ぶようになったのも。少し恥ずかしくて避けてしまうことも。強い口調を使ってしまうようになったのも。
そしてそれが続いたせいで反射的にそんな態度をとってしまうようになってしまった。私の気持ちは仲良くしたいのに、身体はつい悪い態度をとってしまう。
そしてそれを自分の部屋で後悔する日々。私がおにぃと仲良くするにはなにかきっかけが欲しかった。
そして訪れたのは私にとって運命の日。それは特段何かある訳でもない、普通の日の事だった。
☆☆☆
私が朝起きるとまず目に入ってくるのは男物のパンツ。
私は毎夜おにぃパンツを履きながら、おにぃのパンツの匂いを嗅ぎ、そして自慰ふけるのが日課になっている。これをしないと良い睡眠がとれなくなってしまう。1回で2枚も使ってしまうので、匂い用に使っているパンツを今夜は履かなければならいのを少し残念に思っている。
昨日は思っいきり発散したので今日は清々しい目覚めだった。家の壁が厚い事に私は毎日感謝している。
おにぃの部屋を除くとオニィはまだ寝ていた。襲いたくなるのを我慢して、私は朝食を作りに行く。朝食を作るのは私の役目で、おにぃは夕食担当だ。
私が朝食を作り終える頃に丁度おにぃが下に降りてきた。
「おはよう。お兄ちゃん」
「おはよう鈴音。いつもありがとうな」
結婚してるみたいだね。って言いたくなるのを我慢する。流石にこれがヤバいのは私でも分かる。
朝食を食べ終えた私は早めに学校へと行かなければない。これでも私は生徒会の副会長だから結構忙しい。ちなみに生徒会長は私の幼馴染でもある陽凪川 朱里。生徒会長が2年生で生徒会副会長が1年生というのは異例中の異例らしい。
まぁ彼女は私が幼馴染って絶対に認めないと思うけど。あの女は私のおにぃに色目を使ってくる。
少しモデルで人気が出て、世間から大人気になったからって調子に乗らないで欲しい。私の方がスカウトされた回数は多いんだし。
「お兄ちゃん!早くー。遅刻しちゃうよー」
「ごめんごめん。少し寝ぼけてて、朝食食べるのが遅くなっちゃった」
「早くしよ。じゃないと学校遅刻しちゃうんだから」
私は腕を広げる。そこにお兄ちゃんが抱きついてくる。
はぁー。脳がぁ、脳がぁ蕩けるぅー。幸せな物質が身体中からドバドバと分泌されていってる。
やっぱり行ってきますのハグは毎日しないと、忙しい生徒会なんかやってられないね。
「よし、これでいいか。って、鈴音?」
「後1分延長。言われなくても分かってよ」
「ごめんって」
あー、またやっちゃった。やっぱり私はもうおにぃと2度と仲良くなんて出来ないのかなぁ?
ちなみにこのハグは2人にとっては当たり前の事なので、毎日こんなことをしていても2人は兄弟仲が悪いと思ってる。
☆☆☆
そして学校での昼休みの時のこと。私は校舎の裏に呼び出されていた。理由は多分分かるけど。呼び出した人は他クラスの、確か山道だっけ?
「鈴音さん、僕と付き合ってください!」
「えーと、私達って互いのことをよく知らないよね」
「だったらこれから知り合って行きましょう!」
「でもそれって私の外見だけを見て付き合おうってことでしょ?それだったら上手くいくかなんて分からないからあなたとは付き合うことはできないかな」
「そうですよね…」
「まぁ友達からならいいよ」
本当はよく知らない人に告白するような人と友達にはなりたくはないけど、断り文句みたいなものだしね。
「本当ですか?」
「うん。他クラスだからあまり話とかは出来ないと思うけど」
「いや、お願いします」
ってことで通算100人越えの、話さない友達リストに彼が新しく加わってしまった。全校生徒だけは多いので、告白してくる人で私の昼休みは短くなってしまい困ってしまう。
「あ、最後にこれみてもらっていいですか?」
「うん?どれかな?」
「このスマホです」
スマホの画面にはぐるぐるとした模様が映っている。
「これがどうかしたの?」
「え!あ、え、えっとね、そう!実はこれね催眠アプリっていうものなんだ。友達になったから面白いよって話したくて」
「へー面白そう。あれ?でもそんなアプリないよ?」
「これ友達から貰ってさ。よければ鈴音さんに譲るよ」
「いいの?ありがとう!」
この時の山道少年は、彼の姉から、本物の催眠アプリがあったけど私怖くて使えない、と催眠アプリを貰っていた。そのアプリを告白に失敗したら、振った鈴音に使い、自分の物にしようと思っていたようだ。
鈴音が少し抜けていたからバレていないが、他の女子に使っていたら、彼の学校生活は終了していただろう。
一方そんな鈴音は、兄にアプリを使うことしか頭になかったが。
☆☆☆
その日の午後からはいつもより作業に手がつかなかった。全部あの日催眠アプリのせい。
そして今は家にいる。帰宅部のおにぃは私よりも先に帰ってる。
私のお父さんとお母さんは家にいない。後になって聞いた話だけど、お父さんとお母さんは契約結婚みたいなもので、お父さんが働く代わりにお母さんに家庭のことを任せるってことで結婚したらしい。
初めは会社も休んでたみたいだけど、おにぃが大きくなって私を任せられるから仕事に復帰したらしい。
そして今家にいないのはきっとホテルにいるからかな?
最初は契約結婚だったけど2人とも本気になっちゃって今では結構ラブラブみたい。
仕事の忙しさと、ホテルでの忙しさで2人は記念日くらいしか家に帰ってこなくなっちゃった。
まぁ私がおにぃとの時間を邪魔しないでって言ったせいだけど。
とりあえず私は催眠アプリを起動してみることにした。催眠アプリは全体的に紫色を使ってるみたいでなんか不気味。
催眠アプリを開くと画面には〈条件を満たしました〉の文字が映ってる。何が条件かは分からないけど知らないうちにみたしてるみたい。
催眠アプリの説明欄には次の文字が
催眠をかけられるのは1人までです。同時にはかけれません。
催眠中はどんな事でも相手は聞いてくれます。ただし本能的に嫌なこと(死んでくれ)とかは聞きません。
記憶に干渉したり、感覚に干渉することもできます。
催眠をすることによる相手への被害はありません。催眠中は相手は眠っているのと同じ感覚になります。
催眠はどんなことをしても切れません。
※注意
催眠を12時間連続でかけると相手の催眠耐性が急激に高まって、催眠に気づいてしまいます。もし催眠中の記憶を消していても、思い出してしまいます。
長時間、3時間の使用をした場合は、長さに関係なく催眠間隔は6時間空けてください。
以上、あなたのハッピー催眠ライフをお楽しみください。
「うさんくさい」
本当にこれ使えるのかな?心配になってきた。
説明は簡単に言うと、1人までにしか使えず、12時間連続はやめてね。催眠中はほぼなんでもできるよ。ってことかな?
私は部屋で決心するとおにぃの部屋へ向かった。
☆☆☆
コンコン
「お兄ちゃん、起きてる?」
「ん?鈴音?どうかしたのか?」
「別に。少し見てもらいたいものがあっただけ」
心臓がドクドクしてる。もしアプリが偽物だったらどうしよう。いや大丈夫。お兄ちゃんで試してみただけって言えばいいし。
「見てもらいたいもの?宿題かなにか?」
「お兄ちゃん頭いいけど、お兄ちゃんに聞くくらいだったら友達に聞くもん」
「じゃあ何を?」
「こ、これ。この画面を見てみて」
「ん?これって最近流行ってる催眠アプr……」
おにぃが言葉の途中で少し俯く。目を見てみると少し虚ろな目になってる。こ、これって、本当に効いてるの?でも嘘って可能性も…
「お兄ちゃん?ちょっと聞こえてる?」
「…」
「本当にかかっちゃったの?ねぇってば!」
「…」
何も反応がない,少し揺さぶってみても同じ。これはもしかしたら。
催眠アプリを見てみると催眠成功の文字が映ってる。
今の時刻は午後9時。つまり明日の朝9時までは催眠を使える。それに明日は土曜日だし。
私は唾を飲み込む。ゴクリという音が静かな部屋に響く。
おにぃにはずっと聞きたかったこともあるし。
「お兄ちゃん。あ、あのね、ずっと聞きたかったんだけど、私のことどう思ってる?嫌な態度とってるし嫌いじゃない?」
おにぃからの返事が怖くて私はうつむいてしまう。でもおにぃは待っても何も喋らない。
おにぃの方を見てみると、虚ろな目で少し俯いたまま。
もしかして何も命令してないからかな?命令しないと何も反応しないってこと?
「お兄ちゃん。今からいくつか命令します。
まず催眠中のことは催眠中以外の間は忘れて。
次に今から質問をするから偽らずに答えて。
それと今からはいつも通りの態度になること。でも私の命令は聞くこと」
「わかった」
おにぃの目が普通に戻った。これなら私の質問にも答えてくれるはず。
「で?鈴音の質問ってなんだ?」
「お兄ちゃん。私のことどう思ってる?」
「どう?どうって大事に思ってるけど」
「でも私お兄ちゃんに、嫌な態度ばっかりとってきたし」
「俺はそれだけで鈴音を嫌いになんてならないよ。それにちょっとした反抗期って思ったら可愛く思えてたし」
「か、可愛い?お、お兄ちゃんって私のことどう思ってるの?あ、家族って意味じゃなくて」
「??えっと、女性?」
これって私の事を意識してるってこと?
「それって私のこと1人の女性って思ってるってこと?」
「いや、ただの性別としての。それに鈴音は妹だろ?そんな鈴音を女として見たことなんて1度も…」
「1度も?」
「1度も無い、ことは無いけど」
「じゃああるんだ!」
「そりゃ義妹だし、下着姿を少し見たりしたらちょっとだけ。でも変な気になったりはしてないから安心してくれ!」
ずっとただの妹としかみられてないって思ってたけど、もしかしたら。
「ねぇお兄ちゃん。もし私のことをそういう目で見ていいって言ったらどうする?」
「どうって、鈴音は妹だろ」
「でも義理だよ?」
「それでも鈴音は俺の大切な妹だ」
ふーん。そりゃおにぃにそう思われるのは嬉しいけど、でも…
私はおにぃに新しい命令を告げた。
「ねぇおにぃ。今からおにぃは自分の欲望に素直になります。理性なんていらないです。自分の為なら、例え妹でも使います」
「うぅ」
こう言ったらおにぃは、自分の気持ちに耐えようと頭を抱える。だから私は自分からおにぃの性欲を刺激させる。
「ねぇおにぃ。私ね最近胸がAカップからBになったんだよ」
下着を見せながら誘惑する。正直私の胸は小さいけど、おにぃは巨乳派でも貧乳派でもなく美乳派ってことは調査済み。
案の定おにぃは、私の事を自分のベッドに押し倒してきた。これはあとひと押しかな?
「おにぃ聞いて。私おにぃにされても全然嫌じゃないよ?むしろ嬉しい。だって私おにぃのこと好きだもん」
「うあーー。鈴音ぇーー」
おにぃが私の唇を奪う。その瞬間私の全身に電気のように走る快楽。
自分でするのでは得られないような気持ちよさと幸福感に、私はイキそうになる。
「んっ♡んうぅ♡んん。んむっ!んー♡れろれろぉ♡ちゅぱ」
おにぃに舌を入れられた。私もおにぃに応えるように必死に舌を絡ませる。深いキスをするだけで私は何回もイッてしまった。静かな部屋には私達の唾液の音だけが響く。
おにぃはキスをしながら私の下着の中に手を入れてくる。硬く立っている私の突起に、おにぃの手が触れるだけで、何回も何回も絶頂する。
やがて深いキスを終えて口を離すと、互いの間には銀の粘性の糸が伸びる。
「はぁ。はぁ。鈴音、俺もう我慢できない」
「うん。いいよ、おにぃ。私のことめちゃめちゃにして?私が痛がっても辞めずにずっと乱暴にして欲しいの」
おにぃがズボンとパンツを脱いで、おにぃのいきり立つ肉棒を取り出す。それは、私が小さい時に見た時とは違い、私がいつも想像して自慰をする時よりも、更に大きく…
ってあれ?ちょっとおっきすぎない?あ、あんなのが入るの?
そんな大きいの挿入れられたら私なんてもう…
☆☆☆
隣に眠るのは全裸のおにぃ。現在時刻は午前8時46分。本当は8時に終わるつもりだったけど、つい私は性欲に負けてしまって。
でも悪いのはおにぃのほうだ。乱暴にしてくれたのはいいけど、まさか最後に首を締められるなんて思ってなかった。あれのせいで凄く深く、そして今までで1番大きくイッてしまって、10分は気絶しちゃった。
おにぃの催眠は既に解いてあるけど、いつ起きるのかは分からない。
周りを見渡せばそこら中にある丸いティッシュのゴミ。床やカーペットを湿らしている、白濁と粘り気のある透明な液体。脱ぎ捨ててある私とおにぃの服。散らかった本や物。
おにぃが起きるまでに片付けないと。それに匂いも充満してる。こんな匂い嗅いでたら、また私のアソコが湿り出してしまう。
それに首のキスマークも何かで隠しとかないといけない。
その後私はおにぃが起きないように部屋の後始末をした。掃除しだしたのはいいけど、掃除用具を取りに行く時に、私の股から白い液体が零れて廊下を汚してしまって仕事が増えてしまった。ちゃんと蓋をしとかないと。
次からはおにぃも掃除させると私は決意した。
☆☆☆
あれから何回もおにぃと混ざりあってるけど、おにぃは何も違和感を覚えてないみたい。
ちなみにあの日は何も付けてなかったのでちゃんとアフターピルを飲んでおいた。私は子供を作っても良かったけど、流石に知らない間に作るのは良くないからね。
ちなみに私はピルを飲み始めた。何日かはゴムを付けてヤッてたけど、ゴムなんて1日で3箱も無くなってしまうので経済的にもピルの方が都合が良かった。
まぁ1番の理由は、おにぃを私の中で感じてたいからだけど。
蓋をしながらおにぃと話してたら、軽イキを何回もしてしまった。どうやら私は良くない扉を開いちゃたみたい。
それからも私はおにぃと交わり続ける日々を送った。平日は夜ずっと。土曜は1日盛ってた。
ただ水曜日と日曜日は私の体力が続かなかった。水曜日もしてたら一睡もしてない私は、睡眠不足で学校で眠ってしまってた。生徒会副会長の私にはそんなことできない。
本当は日曜日もしたかったけど、土曜日に1日中するせいで、日曜日は私の腰も、口も手も、首も疲れきってしまってるからね。
少し前までは考えられない程幸せな毎日だな。最近は仕事の効率もテストの成績も上がりっぱなしだし。
できれば、いつかはあの幼馴染の前で私とおにぃの情事を見せつけてやりたい。目の前で結合部を見せたら、あの陽凪川 朱里は一体どんな反応をしてくれるのかな?
☆☆☆
今日もいっぱいしちゃった。昨日は木曜日だったけどいつもより激しくしちゃった。最近はおにぃの方も、催眠をかけた瞬間から準備万端だし、すぐに襲いかかってきてくれる。
それに昨日は新しい試みとして買った、ロープや小刻みに動く玩具が届いたのが悪かった。いつもとは違う感じで、また違うイキ方を見つけちゃったかも。
別の時に学校で催眠をかけておにぃに操作させるのも悪くないかも。
そんなことを考えてたらおにぃが起きてきたみたい。催眠を使ってて分かったことだけど、催眠中にどんなに激しくプレイしても、おにぃとしては十分な睡眠をとれてるみたい。少し疲労は残ってるけど。
「鈴音、おはよう」
「おにぃ!……ちゃんおはよう。朝からそんな寝癖立ててたら遅刻するよ。恥ずかしいのは私なんだからね」
危ない。催眠中の名残でおにぃって呼ぶとこだった。ちゃんと気をつけないと。
「すぐ直すから大丈夫だよ。それより今おにぃって言った?」
「言ってない!私もう行くから!」
催眠中以外は未だにこんな喋り方をしてる。前は嫌だったけど、今は催眠のカモフラージュに使えるから悪くないって思ってる。
でも最近、おにぃが私と話す時は前屈みになってる事が多いのはなんでなんだろ?それに少し気まずそうにしてるし。
そんな疑問も今夜の事を考えると吹き飛んでしまう。明日は休みだし思いっきり出来る!
行ってきますのハグをした私は、早い時間に学校に迎っていく。膣の中に出されて蓋をされている、おにぃの種と一緒に。