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プロローグ 空が青い

 復讐者✖️悪役令嬢。二大主人公登場。どちらも転生者である。


 復讐者のターン。


 航空機墜落事故で、死亡した俺の転生先は、静かな村だった。


 幸せな家庭に、気のいい友人。可愛い幼馴染み。


 復讐者の友人の少年は、目玉をくりぬかれて、服を剥ぎ取られ、四肢を切断された。


 幼馴染みの少女は乱暴されて、虚ろな目をした植物へと変わった。


 両親は数日、食事を与えられず、死ぬその瞬間まで、何本も、何本も、釘を体に打ち付けられた。


 俺が何をしたというんだ。


 魔族の子供を殺すのは可哀想だから、隙を見て逃がしただけじゃないか。


 俺を勇者だとか、勝手に祭り上げて。


 俺の能力を利用するだけ利用して、利用価値がないと判断すれば、殺す。


 許さない。絶対に許さない。


 この国だけは絶対に許さない。


 誰のおかげで、この国は平和な環境を得ていたのか?


 国民全員も同罪だ。


 復讐者は、覚悟を決めるために、ある場所へ訪れた。


 トット、ごめんな。痛かっただろう。


 少年だった人物は、涙を流して、殺してくれと、頼み込んだ。


 復讐者の目からも、涙が溢れていた。


 少年の言葉に頷く復讐者は、少年を能力で消滅させた。


 そして、虚ろな目をした少女の前で、復讐者は出掛けの挨拶をする。


 サヤノ行ってくる。


 少女は、焦点の合わない目をして、表情は冷たいままであり、返事は返ってくることはない。


 俺は死ぬかもしれない。しかし、刺し違えてでも、復讐を遂げる。



 悪役令嬢のターン。


 航空機墜落事故で、死亡した私は、第六王女として転生した。


 この世界でなら、夢であったライトノベルのような、悪役令嬢を目指せるのでは?


 っと意気込んで、目標はとりあえず、手始めに王様になるための裏工作を始めますか。

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