表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/40

第1話 いきなり振られる主人公

新作になります。

一章が終わるまで読んで頂けると嬉しいです。

 限界とは誰が決めるか。それは自分であったり他者であったり様々だ。

 限界を越えた時に真の力を発揮する⋯⋯そんな都合の良いことが起きることはなく、普段できることは窮地に陥ってもできるが、やれないことはどんな奇跡が起きてもできない。

 しかしもし今まで生きてきた記憶がなくなり、大人になることができたら?

 その時は子供の頃のように無理と言われたことに対してもチャレンジするのではないか。そんな世界で生きることができたらきっと人類は革新をお越し、新たな人種へと産まれ変わるだろう。



 リミットブレイクワールド。


 ここはありふれた剣や魔法、そして魔物が存在する世界。

 そりゃ魔物の数は半端ないけど一撃で大陸を吹き飛ばすような理不尽な魔王や攻撃してもダメージが全く通らないといった不条理なことは起こらない。

 ここではキッチリとレベルや装備を上げて挑めば勝てない敵はいない。だが願いが叶う宝玉があると言われる天へと続く島は情報が少なくどうなっているかわからないため誰もが慎重に進む。


 しかし今の俺は魔物がどうとか宝玉がどうとか考えている暇はない。なぜなら女子に一本杉の木の下でまっていると呼び出されているからだ。


 待ち合わせの場所に到着すると1人の女の子が木に寄りかかりながら俺の方に視線を向けそして口を開く。


「トウヤくん⋯⋯待ってたよ」


 儚げな声⋯⋯これから何かが起こりそうな予感がする。


「それで? 何の用なの?」


 俺は呼び出した用件を彼女に聞くと黙ってしまい、静寂がこの場を支配する。


「あ、あの!」


 そして沈黙から10秒ほど立った後、彼女は意を決して言葉を発する。


「私達⋯⋯別れましょ」


 これはリミットブレイクワールドで生きる青年トウヤが、最悪な女運から逃れ、真実の愛を見つけたり、青春をしたり、下らないギャグを言ったりする物語である。

読んで頂きありがとうございます。もし少しでも面白い、先が気になると思って頂けましたら、評価やブックマークをもらえると嬉しいです。

GW中何話か投稿させて頂きますので、続きを見てもらえれば幸いです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ