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2話 異世界転生

〜夢だ、夢を見ていた〜

俺は、秋山幸太(あきやまこうた)

こう見えても日本という国で生まれ育ったサラリーマンだった。

「あっ…」

そんな俺が異世界に転生したのは30代頃だったと思う。

ーー1度目の転生ーー

初めての異世界、魔法が使えると知った時はそりゃテンションが上がった。

とにかく魔法が使えることが嬉しかった。

そしてとにかく魔法の修行をした。

気づくと俺は周りから「魔法帝」と呼ばれるようになっていた。

ーー2度目の転生ーー

魔法を極めたた俺は今度は剣技を極めることにした。

そして最強と呼ばれた俺は邪神と呼ばれるモンスターを討伐できるまでに成長した。

気づくと俺は周りから「剣聖」と呼ばれるようになっていた。

だが、こういうことを言うと人生充実してるかのように聞こえるかもしれないが、実のところ全くそんなことは無い。

来る日も来る日も戦うことばっかで何一つとして楽しいことがなかった。

挙句の果てには周囲から「化物」…と呼ばれるようになった。

だから俺は次の人生では自分のためにだけ生きようと決意したのである。

「ここはどこだ?暗い、真っ暗だ。」

「?」

ーぼこー

「ん?…」

ここは何処だ?そういえば俺は誰だ?いまいち思い出せない。

「!」

そうか…思い出した。

戦いばかりの人生に疲れて「転生の魔石」をつかったんだ…。

さて、無事に転生したのはいいが、どうしたものか…。

建物のようだか今は廃墟のようだな。

「貴様ァ〜!」

ゴブリン

等級C

でかい…、2メートルはある…。

ゴブリンエリート

等級D

ゴブリン

等級E

おいおい、ちょっと待て

ーこの廃墟ー

ゴブリンの根城なのか!?

「人間ごときが我が城に入ってくるとはいい度胸ではないか!!」

いや、悪気はない。こっちだって気づいたらこの下にいたんだ。

「ふんっ、もしかして我等と戦う気か?

そんな丸腰の状態でないができる」

ふむ… 武器か….

ー武器ー

そうかー

少し思い出した。

確か俺の前世は「剣聖」と呼ばれ様々な武器を駆使して戦って…

「!」

いいとこにいいものが落ちてるじゃないか

「!?これは!!」

【スキル:剣術(初級)を獲得しました】

【スキル:剣術(中級)を獲得しました】

【スキル:剣聖(上級)を獲得しました】

武器を手にしたことで前世の記憶の一部が戻ったのだろうか?

「かかれー!」

〜ドッ〜

あれ…?今体が勝手に動いたような…?

〜ギァ〜

〜イギィ〜

〜ギュア〜

よし、何となくコツをつかんだぞ。

「くそっ!!一旦退散だ!!体制を立て直すぞ!」

このまま逃がすわけにはいかない。

前世の記憶がそう言ってる。

「逃がすか〜!!」

「な!」

思い出した、

「剣聖」時代によく使っていた名前は確か…「縮地」だ。

〜グサッ〜

「ギキー!!」

「まぁ、こんなもんか」


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