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1話 邪神撃破
最強ってのは退屈だ…
「この化け物め!!」
「はは…。バケモノネェ…」
「答えろ、ここに来た理由はなんだ?
なぜ私たちの同胞をてにかける!!」
「別になにも…」
「きさまぁぁぁぁぁぁあ!!」
悲しいな…。
もしかしたら邪神であるアンタは俺の気持ちをわかってくれると思ったんだ。
圧倒的強さというものは特に底知れない孤独を生み出すものだ。
邪神と人々から呼ばれ恐れられるアンタなら「化物」
と呼ばれ遠ざれられる俺と分かり合えるとおもってたのにな…。
「!?
くたばれぇぇぇぇぇ!!化物がァー!!」
「相棒、来世で会おうぜ」
〜ズバッ〜
「グギャァァァァァァァァァ」
多分これが俺の最後の戦いになるだろう
「グハッ」
〜スタッ〜
転生の魔石
等級SSSS級
長かった。
これで俺に首輪をつけて飼い慣らしていた連中たちからー
開放されるのだな。
〜ポワン〜 〜カッッ〜
こうして俺はどこかの世界へ転生を遂げるのであった。