絶望から生まれる希望
こんにちは、スーパームーンです。これからはこっちと「なん同」で2日に一つ交代でやっていこうと思います。何卒よろしくお願いします。
山名希は恋に落ちた。ゆるふわ系美少女に恋をした。
「先生、好きです。付き合って下さい。」
「ごめんね。生徒とそんな関係になることは出来ないの。後ケータイある隠し持ってるでしょ。開けてから貸して。」
「開けてからですか。わかりました。」
はあ、やっぱりダメだよなぁ。正直知ってたもん。
知ってたけど告白した。理由は単純でもう高校卒業したら縁がないと思ったからだ。
「やま〜また小桜ちゃんに告れなかったんか?」
「違うし、ちゃんと告ったし。だいたい春ちゃんにちゃんと出来ない長君に言われたくない。」
「うっさい。というかその反応は振られたんだな。」
「うぅ、そう言わないでくれよー」
今僕と話してるのは長こと長野望海
「ま、小桜ちゃんも可愛いからなぁ。春ちゃんの方が可愛いけど。」
「おーい山ちゃん小桜ちゃんに呼ばれてるぞ」
「あ。うんわかった。」
めっちゃ気まずい。振られた後だから気まずいよ〜。
「ケータイよ。よく見てね。」
え?見ないでねじゃなくて見てねなの?
まあ、見るか。お?LINEに通知が来てる。
とりあえず見てみよう。mio?→ミオ……ってもしかして小桜ちゃん!?
ナニナニ?小桜美緒が好きなら昼休みに学校の屋上に来て下さい。
これは行くしかない。本当に小桜ちゃんのラインなら…
「先生、来ましたよ。」
「来てくれたんだね。希君」
「来てくれたってなんですか?あんな呼び出し方されたら行かないわけないじゃないですか」
「そっか。本当に私のこと好きでいてくれたの?
てっきり罰ゲームかと思ったよ。
もう一度答えさせてくれていいかな?私小桜美緒は山名希君のことが好きです。」
「やったー!小桜先生大好き〜」
「ほんと希君に告白されたとき嬉しかったんだからね。やっと気づいてくれたね。私ずっとアピールしてたんだよ」
「大分前から僕は小桜先生好きでしたよ。その、ヘタレすぎて告白出来なかったけど。」
「二人きりの時は美緒さんて呼んで。ほら、リピートアフタミー」
「...美緒さん」
「うん。希君(*´∀`)♪」