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告白は難しい。  作者: カトユー
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春は出会いの季節 2

 ども書き溜めとかの整理をしていたら、未投稿の原稿がいくつかあってびっくりしてるカトユーです(あとは投稿するだけじゃん……)。

四月二十日(水)

 仮入部の書類を出して今日から、練習に参加できた。小学校の頃のバッシュを履こうとしたら足が入らなくて慌てて土日で新しいのを買ってきた。

 今日もハンドリングだけかなと思ったら、最後の十分だけ小さなゴールを使ってゴール下のシュートの練習が出来た。ゴール下のシュートは簡単だったのでほとんど入った。(それでも何本か外してしまったけどね)一年生でも一際目立っていたのが、響君だった。その子は一メートル七十を超えるんじゃないかという位大きくて、体格も良かった。それに加えて、ゴール下は百発百中。すぐにセンターとして試合に出れそうだ。

 俺ももっと上手にならないとな。


四月二十一日(木)

 今日もバスケ部に行った。昨日と同じように練習するのかなと思ったら、今日は二人組で練習するメニューだった。当然、皆もまだ知らない人通しだったからペアを組むのが大変だった。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


 そんな中、俺とペアになったのが零士君だった······。


「ペア、組む?」


「いいよ~」


 それが俺達のファーストコンタクトだ。お互い気まずそうに、ペアを組んで練習をした。結局、練習中は会話もせずに黙々と練習メニューをこなした。

 下校時刻になり部活を終了し、体育館で解散した。さて、俺も帰るかと思いつつ、歩きだすと、近くに零士がずっと近くにいた。家の方向同じなのかと思うと同時に、彼に声をかけていた。


「君も家こっちなの?」


「うん。そっちも?」


「そうだよ」


 この時はまだ、零士の名前も知らなかったのでとりあえず名前だけ聞いてみようかなと思った。


「名前、なんだっけ?」


「俺?鈴木零士だよ」


「あ、同じ名字じゃん!俺は鈴木隆成だ」


「へ~、よろしくね、隆成」


「よろしくな!」


 こんな感じで零士と話せるようになった。零士は八組だそうで、俺の教室からは結構遠かった。下駄箱の場所も違うしね。

 そうこう話しているうちに、零士と別れることになった。零士の家は学校の北東で俺は真北だ。微妙に向きが違うので、今まで会うことがなかったんだと思う。


「じゃあ、また明日」


「じゃあね~」


 こうして俺は零士に出会った。

恋愛要素皆無……、スマン。


次々回くらいかな〜恋愛要素が出てくるのは。

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