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告白は難しい。  作者: カトユー
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春は出会いの季節 1

今回は日記形式です。

四月六日(月)

 今日は俺がこの春から通う南中学校の入学式だ。俺が通う市立南中学校はそこそこ大きな学校で、全校生徒約七百人を超えている。当然、一学年の人数も多く、今年は八クラス二百七十人も入学したようだ。

 俺のクラスは三組で担任は若い音楽の先生だった。


四月七日(火)

 中学校生活二日目。早くも、周りの皆は友達が出来て、ある程度グループが出来た。それにクラス内カーストも出来た気がする。ちなみに俺はぼっちで最も下だ。ちなみにトップは見るからにチャラそうなうるさい奴だった。だが、リア充そうだし、逆らいたくはないな。


四月八日(水)

 ついに俺にも友達が出来た。と言っても、陰キャが仕方なくまとまったようなものだけど。その子は亮太君と言って、色んな知識を持ってる凄い子だった。もう一人は一雅君だった。なんかどこかの駄目神様と一緒にいそうな名前だね。一雅君は元気が全てみたいな子でずっとニコニコしてた。


四月九日(木)

 今日から授業が始まった。算数が数学に変わったりしててどうなるのか不安だったけど、どの教科の先生も個性的で面白い先生ばかりだった。これからも頑張れそう。


 少しページとばすぞ。


四月十六日(木)

 今日は部活見学があった。俺は小学校の頃はバスケを三年間やってた。だけど、そこまで上手く無かったし、試合もあまり出させてもらえなかった。だから、中学校では新しいスポーツに挑戦しようかなと思って野球部に行ってみた。

 この学校は人数が多いとこの前書いたけど、それに伴って施設も広い。例えば、南中学校(以降南中)はテニスコート七面に、ハンドボールコート二面、それにサッカーコート一面も野球をする場所?が二面もグラウンドにあるのだ。

 野球部を体験した結論は、ダメだった。何人かと一緒に行ったが、その中で一番センスが無かったと思う。トスされても打てないし、ゴロも満足に捕れなかった。恥ずかしい······。

 明日は別の部活に行こう。


四月十七日(金)

 部活見学二日目。と言っても今日で終わりなんだけどね。今日はバスケ部に行った。本当は嫌だったけど、小学校の頃の友達に無理矢理連れていかれた。南中のバスケ部はそこそこ実力はあるようで市内大会でも上位の成績を収め、次の地区大会にも何度も出場しているらしい。

 単刀直入に言うと、バスケ部は面白そうだった。顧問の先生は厳しそうだったけど、先輩達の顔は生き生きとしてた。それに、バスケを楽しんでいるって感じが凄く伝わってきた。新入生の俺達は端っこの方でハンドリングをするたけだったが、ボールの状態も良かったしコートも綺麗でいい気持ちになった。

 その日は少しボールを触って、あとは顧問の先生の話を聞いて解散となった。来週からは仮入部という形で部活の練習に参加出来るらしい。楽しみだな。

次話は来週の土日に投稿?かもです。

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