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◆第五章登場人物補足説明

ここでは各キャラの補足説明と登場人物の間でその人物に対してどんな感情を抱いて居るかを書いていきます。

ストーカー連中は異常性っていう項目も用意されてます。

別に読み飛ばしても問題はないです。


前回から相手に対する感情の変化が無い場合も省略しています。

カイル達は個別に紹介した後、感情の部分だけ纏めています。(カイト達は絡みも殆ど無かったし、特筆事もないので省略)

人物名:【ライ】

ランク:[C]

今作の主人公。

安く消耗品を仕入れるため、名物である駆け出し冒険者からの依頼を受けるためにエアストにやって来たが、そこでも問題に巻き込まれてしまう。

問題を抱えていたエアストで駆け出し冒険者達の面倒を見ながらも、自身も初心に立ち返りカイルが使って見せた部分強化を見て、始源を利用した自己流の身体強化、及び圧縮という新たな技を習得した。

また始源の扱い方を物にしていくライに危機感を覚えたフィアによって危機的状況に追い込まれ、始源の力を利用する事でその窮地を脱したが、始源の力で相手の力を封じ一方的に勝ちを得た事に対し罪悪感を抱いてしまう。


◆アランに対する感情:『友好』

始まりは険悪なものだったが剣を交え、言葉を交わす事で互いの理解し合い、オークの巣穴での出来事を経て、最終的には互いを"大馬鹿者(親友)"と呼び合うまでになった。


◆クリオに対する感情:『友好』

アランとは違い、出会いこそ険悪なものでは無かったが、クリオが心を読む事が出来ないライに対し当初は警戒心を抱いていた為、あまり良い関係とは言えなかった。

しかしアランの時と同様、言葉を交わす事で心が読めなくとも互いを理解し合い、アランを含め二人目の"大馬鹿者"になった。


◆カイル達に対する感情:『親心』

自身が手解きをした冒険者であり、まだその幼さ故にまるで親にも似た感情を抱いている。

別れの際に受けた”立派な冒険者になってみせる”という言葉に心を躍らせる反面、あまり多くの事を教える事が出来なかった事が少々不安の種になっている。


◆アリスに対する感情:『苦手』

自身を追うSランク冒険者の中で(比較的)話の通じる相手であり、他の三人に比べるとそれ程強い忌避感は存在無く、ただ自分の妄想を垂れ流すだけで実害も少ない為、現在はちょっと苦手に思う程度で済んでいる。




人物名:【ラスフィア】

今作のヒロインであり、今作の舞台である世界そのもの。

以前よりライに対し、何かしらの試練を課していたがオーク達を威嚇し、ライが潜伏している巣穴に追い返したりと、普段のライを守ろうとする言動は正反対の行動を取っていた。

それは始源を自分の物にしつつあったライに”始源は決して己の力ではない”と理解させる為だったが、自分自身を偽り続ける等、意味深な言葉を残しその真意は未だ不明のまま。


◆カイル達に対する感情:『心配?』

当初はただ傍観してるだけのフィアだったが、ライが魔法に関する事柄で助け船を出して以来、ライと共にカイル達に物を教えるようになった。

短期間とはいえ自身も手解きしている為、エアストを離れてからも時折身体を抜け出しては様子を見るなど八人の動向について多少は気にしている様子。

八人の中で特にフランチェスカの事を気に掛けており、その理由は『なんかライに似てるから』との事。





人物名:【アラン】

ランク:[B]

エアストを代表する冒険者パーティのリーダーの剣士で大馬鹿者その1。

風属性の魔法を得意としており、それを剣に乗せ突きと同時に放つという技を多用する。

酒癖が悪く、酒場などで酔っては周りの人間と口論になり、喧嘩になる事もしばしば、根は真面目で義理堅く、エアストの街の頼れる兄貴分的な存在。

”一度口にした事は絶対に曲げない”を信条としており、そのせいで貧乏くじを引く事もある。


◆ライに対する感情:『友好』

出会いの印象はお互いに最悪であったものの、アラン自身は自分が酒に酔ったせいであると自覚していた為、ライに対しては当初それ程悪い感情を抱いてはいなかった。

その後、剣を交え、ライの考えや思い、自身の言葉をぶつける事で絆を深め、オークの巣穴での一件を経て、その絆は固く確かなものへと変わっていった。


◆クリオに対する感情:『友好』

ライがエアストの街を訪れる以前から交流はあったものの、それは同じBランク冒険者として互いを把握している程度の話であり、別段それ程仲が良い訳では無かった。

だがライがアラン達を逃がす為にオークの巣穴に残った時、共にライを助け出そうと奔走し、無事戻って来たライと共に三人で酒を酌み交わした事で絆が深まっていった。




人物名:【クリオ】

ランク:[B]

冒険者の青年で駆け出し冒険者が集うエアストで教鞭を取っている。

実は元ギルド職員であり、本で得た知識を教え、それを鵜呑みにした冒険者が魔物に食い殺されるという事件が発生し、それが自分のせいであると考え、本では分からない本物を知る為、また死なせてしまった冒険者に対する贖罪の為に冒険者になった。

しかし戦闘には全く向いておらず、後方で仲間を援護してそれを見守る事しか出来ないため、見る事は出来ても直に触れる事は叶わず、自分は教師としても冒険者としても中途半端な人間だと自暴自棄になっていた。

しかし、ライに自分が抱えていた悩みをぶちまけ、ライから受けた”自分達と同じだ”という言葉により、多少なりとも救われる事が出来た。


◆ライに対する感情:『友好』

昔から他人の心が読めるが故に人の言葉の裏を知る事が出来るクリオは真に友人と呼べる存在は居なかった。

当初、心を読めないライの事を警戒していたものの、心が読めないが故にライの放つ言葉の一つ一つがクリオの胸に深く突き刺さり、結果クリオの背負っていた重荷を軽くする事が出来た。

そんな自分を救ってくれたライに対し、クリオは感謝と共に深い友情を感じていた。


◆アランに対する感情:『友好』

当初はアランの事を”さん”付けで呼んでいたが、オークの巣穴から戻って来たアランからライが一人巣穴に残ったという話を聞き、アランと共にライを救出するべく奔走するうち、その絆を深めていった。




人物名:【カイル】

ランク:[F]

アラン達に憧れるエアスト生まれの駆け出し冒険者の内の一人。

実家は鍛冶屋を営んでおり、武具を見る目はそれなりに肥えている。

気が強く自信家で回りと衝突する事も多いが、自分が間違ってると分かると素直に謝る事の出来る一面も持つ。


人物名:【マクリール】

ランク:[F]

アラン達に憧れるエアスト生まれの駆け出し冒険者の内の一人。

普段は気の小さいオドオドとした少年だが、自身の全身が隠れる程の巨大な盾を持ち、他の誰よりも魔物の傍に寄らなければならない盾役としての役割をこなせるだけの度胸を持っている。


人物名:【リザ】

ランク:[F]

アラン達に憧れるエアスト生まれの駆け出し冒険者の内の一人。

当初のパーティ内での役割は遊撃だったが、短剣も弓の扱いも平凡でハッキリ言って戦闘に向いていなかった。

しかし洞察力には優れており、パーティの司令塔として活躍していた。


人物名:【フランチェスカ】

ランク:[F]

アラン達に憧れるエアスト生まれの駆け出し冒険者の内の一人。

カイルに負けず劣らず気の強い少女、しかし魔法を唱える事しか出来ない今の自分に苛立ちを覚え、落ち込んだりと、フィア曰く”何処かの誰かさん(ライ)にソックリ”との事。


◆ライに対する感情:『尊敬』

自分達の師匠であり、エアストを救った英雄。

現在ではアラン達に対する憧れよりも、ライに対する憧れの方が強くなっており、次会った時にライに認められるよう、日々精進している。


◆フィアに対する感情:『畏怖』

直接手解きを受ける時間はライと比べても圧倒的に少なかったが、その密度はライの比ではなく、また容赦の無さとその強さから、絶対に逆らってはいけない人として認識されていた。




人物名:【アリス】

ランク:[S]

王都を拠点とするSランク冒険者。

【剣乱】の二つ名を持つ冒険者であり、剣と魔法を組み合わせたブレイス流剣術を使う女剣士。

幼い頃から剣にのみ生き、剣に対して異常な感情を持ち合わせているせいか、それ以外の事柄に関心が薄い。


◆ライに対する感情:『無関心?』

アリスが惚れこんでいるのはライの剣技であり、それを振るうライの事に関してはその他の人間と同じで興味が無いという。

しかし、オークの巣穴の中でライが黙り込んだ際、自分の発言で気分を損ねたのだと勘違いして謝ったり、始源について話さないで欲しいというライとの約束を守ったりとライに悪く思われたくない様子。


◆異常性:『性目標倒錯』

剣を最も感じる事が出来るのは自ら斬られる事だと考え、ライが斬り伏せた魔物の断面を見てはそれを自分自身に重ねて興奮し濡らしている性嗜好異常(パラフィリア)

死性愛(タナトフィリア)”に良く似ているが、アリスの場合は死が目的ではなく、あくまでも剣で斬られる事が目的であり、ルークのように死を感じたいと考えている訳ではない。

何人か省いたり、纏めたりしたんですが、それでもちょっと数が多くて今回の感情周りの説明が一部大分ザックリになってしまった……。


それとまた気分転換に別作品を執筆したいと思っておりますので、誠に勝手で申し訳ないですが更新を少し止めるか、ペースを落とさせていただきます。

気分転換が終わったらまた通常通り再開いたしますので、何卒よろしくお願いします。

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