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第一話

zzz・・・、う〜ん・・・ん〜〜っ。


ここは何処だ、あ〜っ学校か。何で誰もいないんだ?そういえば6時間目の世界史の時に居眠りしたな、と言うか誰も起こそうとは思わなかったのか?もう5時過ぎだぞ。はぁ〜〜っ、いつまでも愚痴っててもしゃーねーし帰るか・ ・ ・ ・ 鍵は閉めないとな。




「失礼しました。」


ガラガラッ、


鍵も返したし帰るか。


スタッ、スタッ、スタッ


「お〜〜いっ、ちよっと待ってーー」


なんだ、ん〜〜ユニフォームを見る限りじゃあ野球部か?


「た、頼みがあんだけどさ。」

こいつはクラスでも話したことがあるが、いつもと全然違う感じなので心の中では結構焦った。


「何だ?」


「じゃあ、単刀直入に言うけど・・・明日やる試合に出てくれないか!!」


「へ・・・・・・・どゆこと」


「そうゆうこと」


「いや、そうゆうことじゃなくて。野球部で試合しろよ。」


「実は8人しか今居ないんだわ。」

少ねぇなぁ試合できねぇじゃん。


「じゃあ試合断ればいいだろ。」


「いや、断れないから困ってるんだよ。説明したら少し長いけどいいか」


「気になるからはよ言え。」

「さっきも言ったように俺らは試合できる人数じゃねえだろ。そんで何時もは1回戦で負けるようでも一様出場は出来てたんだけど。今年は出来なくなったんだ。で、それを言いことに学校側が潰そうとしてきたんだ。だけど俺らはそんなの納得出来なくて止めようとしたんだ。でも向こうは人数なんて関係なしに前から気に入ってなかったらしくてな。それでもしつこく言ったらなんとか練習試合をして実力を見てそれで決めるって所まで今日妥協してくれた訳だ。」


長かったなあ。もうちょっと長かったら帰ってる所だぞ。

「・・・まあ理由はわかったけど・・・・・今日?」


「ああ30分前位に決まって、だけど俺ら8人しかいないから明日だけでも出てくれる人を探そうって言ったんだけど、もう学校には部活してる奴しかいなくて途方にくれてた時にお前が廊下を歩いてたんだよ。」

まああんな時間まで普通の人は学校にいないよな。


「で、俺に声を掛けたと。」


「ああ、なぁー頼むよ明日だけでも良いから出てくんないかな。」と、言って頭を下げて来た。

はあ〜〜〜っ面倒なことに巻き込まれたなあ。


「しゃ〜ねぇ。明日は特にやることもないしいいよ。」


「まじでか!!ありがとう。」


「だけどもう今日はもう帰るぞ。」


「ああ、明日の事はまた後で連絡するわ。じゃあ皆に言ってくるから。バイバイ。」

そして、元気良く走って行った。







野球・・・か。

久しぶりだな。まあ、それなりに楽しませてもらうか。







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