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歯車はきっとギシギシと狂い出す。

(長いので飛ばして頂いて結構です。)


好評があれば続きを

書きたいと思いますが、

本アカの小説が書き終わっていないので

何とも言えません汗


元々はこの小説は友達と書いたのを

きっかけで始まり、

何故こんなことになってしまったのか。

をコンセプトにこれを書きました。

なのでこの天使と堕天使は序章ではなく

第6.5章に当たります。

まあ、それは置いとき。

この神澤結城というアカウントは

工藤将太の別アカウント…となっております。

別アカウントを作ったきっかけは…

まぁ、もう少し経ったら分かるかと

思います。

長くはなりましたがでは本編をご覧ください。



日常は時として非日常へと変わり、

そして唐突に終わる。

また命も………唐突に。



   「つまらない。」

そう俺、岸ヶ谷佑都は窓を見た。

授業中の真最中ではあるが

ノートは取り済み、

それに先生が自慢話に浸って

授業と呼べるものは何もないからだ。

窓からはいつものように太陽が雲に隠れ

そして木々が白く固まっている。

でも………。

また俺は深く考えた。

そして机に伏せ、眠りについた。

まだ先生が何かを言ってる。

いい加減やめてほしいものだ。

間もなくしてチャイムがなり、

俺は学校のプラグから充電器を

抜き携帯を起動させる。

   「あれ?」

先ほどの眠っていた時間帯に

着信があった。

誰から?と名前を確認した。

またあいつかと思い

俺は椅子から立ち上がり

教室をでた。



   「久遠くとう、おい。」

俺は建物の裏にいた久遠光一を呼んだ。

   「あァ?………なんだ岸ヶ谷じゃねェか。

    どうした?」

   「それはこっちのセリフだっての。

    またやったのか?」

また、というのは今の光景にある。

ピクピクと体を震わせた高3のチャラい

連中が服は破かれ、

怪我をした状態で倒れているからだ。

光一は親の遺伝とかで元から灰色のような

少し茶色の混じったような髪の毛をしている。

それに口調や目付きから不良と

見られ目をつけられてしまう。

中身と根は良いやつなんだが。

   「こいつらが掛かってくるのが

    悪りィんだろ?…で?」

   「着信。あったが?」

   「あー………ああ!それだ!それだよ!

    おい、仁口の野郎見なかったかァ?」

   「授業だったんだぜ?見るわけ。」

………押し黙る光一は

何か思考を巡らせたあとで、

笑い、言い放った。

   「そういや、こいつらの話では………

    仁口は休んだんだっけ。

    なら良いや。ありがとな。」

と俺もまた、おお。

と返事をしてからその場を離れた。

仁口康一…アイツが休んでもう1ヶ月

経つのか。

仁口は生徒会長に属しており、

実際妬みや恨みを持つ者は居なかった。

何故なら彼は先輩後輩関係なく

偏見もなしに語りかけ、

そして………誰に対しても気軽で優しい。

そういった点でも彼は人気があった。

でも何故。

家族も知らず、

行方をくらませた彼は………一体。

と考え教室に戻るとクラスメイトが

何やら騒がしい。

騒がしいのは嫌いだ。

と俺は見向きもせずジャージバックを

取りその場を後にした。



途中、物理部部長の日向勇治ひなたゆうじ

に呼び止められ今日は何があっても

部活は5時まで、のことだった。

俺は副部長として皆に伝えときます。

と携帯でメールを物理部全員に

渡しそして体育があるとその場を

後にしたが、そのあと日向先輩が

俺を抜かして走っているのには

気付きもしなかった。

体育館に着いて俺はまた人ががやがや

してるのに気付く。

そしてその場を先生が赤いAEDとの

文字が書かれたのを持ち走り

その場の中心へとそれをセットし始める。

一体………?

と思っていたら女子が悲鳴をあげる。

ようやく人混みのなかが見えると

俺も思わず腰を抜かす。

さっき会ったばかりなのに。

何故何があった?

意味が分からないそんな目の先には

目から血を流し、

手の爪が剥がれ落ちた

そんな先輩………日向勇治の死体が

そこにはあった。

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