53話 不慣れで掴んだコツ
コース詳細はこちら{https://maps.app.goo.gl/F7y22TxRLYuoX5UT8}
直線の後カーブ23地点の左のコーナーに差し掛かり、86はフェイントを使い、タイヤを溝に落とし高速でドリフトしていった。
(ドライビングテクニックのてんこ盛りセットだな、だがそれぐらいしないと追いつくことができないのか)
SUPRAも遅れてドリフトで曲がっていったが出口の時点で86は次のカーブ22地点の右コーナーに差し掛かっていた。
「やっぱり速いなぁ!!」
86はカーブ22地点の右のコーナーをドリフトで抜けるとすぐにカーブ21地点の左コーナーに差し掛かった。
(やっぱりここの左右左コーナーは慣れないな)
高穂は左右左コーナーがなれない様子だった。
(ってすごい差になっているな……でも手を抜かない)
高穂はSUPRAの差が開いているのに気が付き、手を抜こうとしたがそれで負けたら情けないと思い、手を抜かなかった。
(次は右のコーナーかな、でもこの道って本当に走りやすい場所もあれば走りにくい場所もあったな)
カーブ20地点の右コーナーを曲がり、すぐカーブ19地点の左コーナーを曲がっていった。
「でもこのエンジンってちょうどいいぐらいのパワーか」
高穂はエンジンの性能が良すぎて駄目だと思ったがちょうどいいバランスだと感じていた。
(ここで86に負けるのはいい、だがこのSUPRAも限界を感じているか)
カーブ18地点を抜け、86とSUPRAとの差は6メートルに迫っていた。だがRX-7の姿が見えなかった。
(後ろにいたRX-7は一体何処に行きやがったんだ?)
左のコーナーを2台はドリフトで抜けていくと同時にSUPRAのインからRX-7が飛び出してきた。
「うおっ!?テメェ!?」
夕凪は危うく事故を起こしかねない状況になり、いつも口に出さないことを言っていた。
「あぶねぇだろ!?」
そしてRX-7が前に出るとすぐさま86を抜かしにかかる。
(ライトを消してSUPRAの前に出た……なるほど、僕と同じ技を使うのか)
そしてカーブ17地点の右ヘアピンコーナーに差し掛かり、86は溝落としのブレーキングドリフトをしていたがRX-7も同じく溝落としのブレーキングドリフトをしていた。
(同じ走りをしてくる……立ち上がりの弱さを狙った作戦なのか!?)
その後の直線でRX-7が先頭を走っていた。
(このRX-7……物凄くブロックしてくる、同じ手を使うか)
高穂は86のライトをすっと消した。
(相手は何処から顔を出してくるのかがわからないとブロックを諦めるだろう、だけどSUPRAのライトが当たっていてばれてそうだな……)
高穂は思いっきりハンドルを右に切り、すぐさま左に切った。
(ここでライトをつける!)
するとRX-7と86がサイドバイサイドになった。
(いつの間に俺の隣にボロ86が!?)
RX-7のドライバーは瞬間移動でもしたような86に驚いていた。
(だがこのRX-7は公道最速理論のデータを詰め込んだものだ……勝てるはずだ)
「馬鹿野郎!ここは1台分のスペースしかないはずだ!?ここで追い抜きは無しだ!!!」
そして2台並んだままカーブ16地点の左ヘアピンをドリフトで駆け抜けていった。
(危うくRX-7に押し出されるところだった……だけどかなりコーナーでRX-7がぶつかってくる……人が乗ってると思ってないのか?)
道幅が広くなり、右のコーナーに差し掛かった。
(だが道幅が広くなったし……これだとラインの取り合いになってしまうな)
右のコーナーを2台が駆け抜けていくと後ろからSUPRAが猛追してきた。
(危うく離されるところだったが何とか食いついた……あのRX-7は本当に汚いな……RX-7のオーナーに謝れ)
夕凪は車を愛するためかRX-7の全オーナーに民度を下げるようなことをしたことで謝罪させようとしていた。カーブ15地点、左コーナーで同じく2台並んでドリフトをしていたが若干RX-7がアンダーステアを出した。
(ここで一歩だけ前に!!)
そして86は完全に前に出るとRX-7も負けじと次の右コーナーで抜き返しに来た。
「それじゃ抜かせれない!」
そして次に見えたのは4-2ヘアピンだった。
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