表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Street Runner   作者: 猫こんた
act.1 目覚め
3/50

3話 取上ライダーズ

コース詳細はこちら{https://maps.app.goo.gl/seETzYQKQLQuebRw7}

夜、高穂は海人に仕事を早めに終わらせてほしいと頼み込んだ。

「今日クラスメイトの車に同乗するんだけど、早めに仕事を終わらせていい?」

「ああ、クラスメイトは大事にしろ」

そう言ったきり海人は口をきいてくれなかった、そして海人はどこかに電話をし始めた。

「じゃあ、行ってくる」

そう言って高穂は2000GTに灯油を積み始めた。

「……俺だ、今日走りに行く。いつものの、用意しておいてくれ」

そう言って海人は電話を切り、別の場所に電話を掛けた。

「親父はホテルに電話を掛けてくれてるんだな……」

(じゃあ、早く灯油を運ばないとな)

高穂は車を走らせ、山を登っていった。

(しかしこの峠道、街灯がないから運転に気をつけないといけないんだよな……)

そう思いながら灯油の配達を気をつけながら終え、高穂は広瀬を呼び出した。数分後、広瀬は自慢のFITを転がして自宅兼仕事場の前に現れた。

「さぁ、助手席に乗ってよ」

「分かったけどバイトは?」

「バイトはもうとっくに終わらせてあるって、さてと、集合場所に向かうぞ」

そう言って昨日FITが合流してきた場所までやってきた。

「ここが集合場所だ……って居た」

集合場所にはすでに2人、知らない人が居た。

「おう広瀬、今日も自慢のFITで来たのか?」

「今日は客人を連れてきたんだ」

「へぇ、知らない顔だが最近引っ越ししてきたのか?」

「いや、ただ灯油を配達をしてるんだ」

「灯油か……確かにこの雪国だとマッチより必要だな」

「いやマッチと同等と思うんだけど」

そう言う会話を挟みつつ、広瀬はこの人たちの名前を言い始めた。

「この90.sっていう上着を着ている人は秋元翔汰っていう人、一応僕の1個上。そして皮ジャンの人が鈴木秀夫っていう人、僕の2個上、そして取上ライダーズのリーダー」

「そうだ」

駐車場にはLANCER Evolution VとAE86が駐車していた。

「あの車か?ランエボVは俺の、AE86は秋元のだ。今の時代AE86はパワー不足だがドライバーと成長するっていう感じの車だ、ランエボVは俺の好みにドストレートだったな、だが広瀬のFITはパッとしない」

高穂は広瀬にこう言い放った。

「広瀬、愛車のFITの事を言われているが、いいのか?」

「ちょっとムカついてる、だからバトルだ」

「おお、良いぜ」

そう言ってFITとLANCER Evolution Vはスタート位置に着いた。

「じゃあ、3カウントだ、3!2!1!GO!!」

合図と同時に2台は走り出した。

(FITはLANCER Evolution Vにパワーは負けている、だけどダウンヒルはパワーとかトルクとか関係ないんだよ!!!)

広瀬はパワーでは勝ち目がないとしてダウンヒルバトルを専門としている、LANCER Evolution Vはターボ車だ。だとしてもダウンヒルは少しだけきついものがあるのだ。

最後まで見てくれてありがとうございます。

少しでも続きが気になる、それか面白ければブックマーク・評価・いいね・感想とレビューをお願いします!

評価が自分のモチベーションになってハッスルハッスルするのでよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ