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生家で虐げられた令嬢は嫁ぎ先で溺愛スローライフを送ります  作者: 織原深雪


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 祝典への出席も終えて、皇都での用事は済んだので明日はお義母様と一緒にお出かけし、明後日には領地に向けて帰る予定を組んだ。

 皇都に居ればいるだけ、お姉様と遭遇しそうだし領地のイジェンヌの子どもたちも心配なので早く戻ろうというと、お義父様もお義母様も納得してくれたし、クロムス様も了承してくれた。

 私は二か月ちょっとしか過ごしていないけれど、すっかり辺境の領地のほうが居心地よくなっているので帰りたいと思ってしまった。

 皇都にずっと住んでいたのに、大した思い出もないのだからそうなるのも無理はないなと思う。

 だって、ずっと皇都のフェザーライト侯爵家の邸から数えるほどしか出してもらったことがないのだから。

 教会への魔力測定の儀式以降、私は邸の外には出してもらえず、メイド扱いになったのよね。

 多分だけれど、二歳上のアリアンお姉様より私の方が魔力量が多かったのが原因な気がするのよね。

 まぁ、それもすでに過ぎ去ったことなのでくよくよしようが考えようが変わらないことは気にしても仕方ない。

 明日のお義母様とのお買い物を楽しまないと。

 そう考えて、私はイジェンヌにお世話されながら疲れから湯殿の後にはさらっと眠気に負けて寝入ってしまったのだった。

 私が寝てしまった後に、お義父様とお義母様とクロムス様にウィンガルム様で明日のお出かけの警備について話し合っていたのは私は知らないままだった。

 今日の祝典に参加できなかった姉が、なんとか社交界にきちんと出るために私に会おうとしているという精霊たちの情報により警備計画が立てられることになったのだ。

 今回の後はしばらく皇都にはいかないぞと思っている私の考えとは裏腹に、姉は愛し子になったのならばずっと皇都に私がいて、社交界からはじき出されてしまうと危惧したようなのだ。

 私は、そんな気はさらさらないのだが貴族生活だった姉からすると、姉の考えが正解だと思い込みそのまま突っ走っているのだった。

 かくして、明日のアイラザルド家のお出かけは騎士団及び魔導士、さらには大精霊付きの厳重体制でのお出かけになることが決まった。

 見える人にはすごい警備体制なのだが、私は精霊多いなくらいで厳重体制が敷かれたことには気づかないままになる。

 そして、姉には不運の一日となるのは精霊たちが動くのだから当然のことだった。

 そう、会えそうで会えないそんな喜劇のような展開が、私とお義母様のお出かけの裏で起こることは。

 ニンフたちが楽し気に動いたからというのも、後々気づくことになる。

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