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生家で虐げられた令嬢は嫁ぎ先で溺愛スローライフを送ります  作者: 織原深雪


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 セルゲン様が知らせに来て、二十分ほどが経った頃門衛から知らせが入り王宮から使者か来たとの知らせが届くがクロムス様はあっさり拒否。

「陛下のお会いする約束は三日後であり、その前はこちらも移動で疲れているのでご遠慮願いたい。さらにはアイラザルド邸は現在精霊の守りにより、精霊王の許可なく入ることは不可能なのでそちらもしっかりご了承ください」

 という返信を、もう少し柔らかくした手紙を押し付けて追い返したのだった。

 本当に、この国大丈夫だろうか?

 このままでは、皇都は精霊に見放されてもおかしくないのに愛し子を思うままにできると思うのは間違いだと気づくと良いのだけれど……。

 アイラは相変わらずそっけないので、私はオーロの鱗を磨いて艶を出して遊んでみた。

 磨けば磨くほど光り輝くので楽しくなってしまった。

「オーロは本当に綺麗な緑色ね。つやつやになると、さらにかっこいいわ」

 私が褒めると、とっても嬉しそうにクルルルルぅと鳴いて答えてくれる可愛い子である。

 戯れているうちに、だんだんと近くに寄ってきているアイラを視界にとらえつつ私はオーロと仲良くしていた。

 とうとう素直じゃないアイラも近くに来て私は?って顔で見てくる。

 本当にワイバーンは大きいのに、個性豊かで可愛い。

 そして表情豊かで、風の精霊や妖精と仲良しだし。

 近くに来たアイラも私は磨いてつやつやにしてあげた。

「アイラは女の子だもの綺麗なのは大好きよね?」

 私の声掛けに、もちろんといった顔で磨いてあげた前足を満足そうに眺めている。

 キュ、クルル。とアイラも満足げな鳴き声をしている。

 私とワイバーンの戯れを見つつ、大司祭長様とクロイスト様は少々驚いていたのは言うまでもない。

「ふつうは卵から世話した人以外は、そうそう触れさせないんですがね。ワイバーンも愛し子様には従順になってしまうんですな」

 後方での会話は私には伝わらないものの、私は可愛いワイバーンと過ごして癒されるのだった。

 本当に、皇宮とかこれっきりにしてほしい。

 社交もできるだけしたくないし、辺境でまったりリルとスローライフできれば満足なので。

 三日後の皇帝陛下への挨拶と四日後の式典が憂鬱で仕方ないのだった。

 クロムス様が言う通り、辺境から出ませんのカード使うべきだったかなとか考えるけれど、一度来て向こうが微妙だったらもう来ませんと言えるかなという、下心付きなので我慢。

 さて、本当にどうなるやら。

 夜はリルのもふもふで癒してもらおう。

 今晩も最高のフェンリル布団でしっかり癒してもらおうと、私はオーロとアイラの後はリルをもふもふしてアイラザルド邸で癒されまくって過ごすことで、嫌なことから少しの間目をそらしたのだった。


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