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生家で虐げられた令嬢は嫁ぎ先で溺愛スローライフを送ります  作者: 織原深雪


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 手紙を送ったのは、お昼前だったが夕方には手紙の返事が送られてきた。

 どうやら、皇宮への手紙の前にしっかり教会へも連絡を入れたおかげで大司祭長が皇宮へ大急ぎで行き皇帝陛下にしっかり苦言を申してくれたらしい。

 大司祭長様は、自身が愛し子様のいる辺境に赴きご挨拶するようなお方に対し、高圧的に呼びつけるとは何事か!精霊と妖精の恩恵は愛し子様があってのこと。

 愛し子にそっぽ向かれれば、皇都などすぐに衰退する。

 すでにその片鱗が見えているのに気づかないのであれば、このまま皇都は滅びる。

 愛し子様への強制は絶対に行ってはならない。

 そう告げてくれたらしい。

 さすがは教会のトップだけあって、精霊と妖精の恩恵について理解している方だなと思う。

 大司祭長様が大急ぎだったのは精霊王様がお告げで大司祭長様に告げ口したらしく、もう大司祭長様は皇宮に乗り込んで皇帝相手に説教タイムになったとか……。

 ちなみに、大司祭長様と皇帝陛下は貴族学院の同級生で腐れ縁とのことで全く遠慮なくガチで物申したらしいので大丈夫だろうとのこと。

 風の精霊が見守っていたことを精霊王様経由で教えてくれたので、手紙の返事の前には大丈夫だろうことは判明していた。

 精霊はどこにでもいて、そして精霊は私にはいろんなことを教えてくれるので。

 つまり、万が一にもお姉様と鉢合わせることはない。

 だって、お姉様がいるなら行かなければいいだけなのだもの。

 アイラザルド辺境伯の別邸も皇都にはあるし、そこに居ても参加しないということもとれると言われた。

 その際には皇都別邸には精霊が認めたものしか入れない結界を敷くと精霊王様も土の精霊も協力してくれるとのこと。

 精霊様、なんでもありだなと思うけれど正直とってもありがたいのでその申し出は受けることにした。

 こうして急遽、皇都へ行くことになったが万一のためにと父にも許可を取り辺境伯領の教会で結婚式を執り行った。

 王族にも私と同世代で未婚の王族がいるので万が一にもクロムス様との婚約だと解消させて王族と婚姻させられるかもという警戒から、入籍しちゃえば離婚は簡単にさせられないからということで結婚式を決行することになってしまったのだ。

 辺境伯邸の使用人たちは準備が少なすぎて、悔しがっていたけれど綺麗なドレスを作ってくれて花飾りもたくさん飾ってもらって、私はとっても嬉しかった。

 クロムス様と結婚出来て、安心できたのもある。

 しかも、私の結婚は精霊王ウィンガルムに五大精霊の祝福付きなので、これを他者が解消することは出来ないと司祭長様のお墨付きだ。

 そうした対策もしつつ、皇都への移動準備をしている間に大司祭長様が訪問してくれた。


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