折り返し地点に来たので、Hさんから挨拶があるそうです
皆様、この小説をご覧いただき、ありがとうございます。
この度、裏の主人公として出演させてもらっているHと申します。
名前がアルファベット一文字?
そう疑問に思われる方もいらっしゃることでしょう。
この小説にたびたび出てくるSさんもそうですが、これは演出のひとつとか……作者の手抜きとか、特に理由はないとか、皆様のご想像にお任せいたします。
Sさんの活躍は同じ作者の作品『殺しの天才』をご一読願いたいと思います。
因みに、主人公は作者と一緒に行動している弁護士の方。
氷高里緒さんですね……。
私はあの方と戦うことになるのですが、どうなることになるのでしょうか。
私は……これまでの報いを受ける形になるのでしょうね。
小説を読んできた皆様の予想では、Hはどうせ死ぬだろうな……そして、ろくな最期を迎えないだろうな、というものでしょう。
何と言いますか……どういう結末になるかは、私からは話すことはできません。。
おそらく作者と、以前に読んだことのある方にしかわからないと思います。
実は、私が出ているこの作品は2000年代末から2010年代にかけて同人誌化されました。
しかし、当時は作者である迫田啓伸さんの作品は誰も手に取らなかったものでした。
早い話が……人気がなかったのです。
……作者の名前も読みにくいですしね。
一方、作者の作品を読んだ方からは、ことごとく高評価をいただいたものでありました。
とはいえ、読んでいただいた方の評価は高かったことと耳にしているのです。
ですが、これは、あくまで作者の主観である、と言わせていただきます。
さて、これからどうなるか。
これまで影の薄かった警察が本格的に動き出します。
そして、主人公の氷高里緒さんも捜査に協力することでしょう。
異例の殺人鬼である私、H。
弁護士や心理学者も参加するという異例の捜査が始まることでしょう。
それから、どうなるか……わかりません。
どうせ、私にはろくな未来は待っていないでしょう。
私は、あまりにも人を殺しすぎました。
あ、申し訳ありません、辛気臭くなってしまいましたね。
それでは改めて、タイトル『L3 killing of genius"H"』お楽しみいただきたいと思います。
直訳すると『殺しの天才Hさん』となるでしょう。
因みに『L3』の部分は『Lawyer Lio's Laboratory』……Lが三つ並ぶから『L3』。
こちらも直訳すると『弁護士氷高里緒の研究室』ですが、ラボラトリーとは理系の研究室の意味を指しているのです。
そもそも、どうしてこんな格好つけたタイトルになってしまったのでしょうか。
こればかりは、作者に聞いてみないとわかりません。
長くなりましたが、この小説の後半部分に続きます。
これから、私はどうなっていくのか。
これまでのように殺戮を繰り返し、フィクションながら最悪の殺人鬼になってしまうのか。
最後になりましたが、ご期待いただきたいと思います。
どうも、ありがとうございました。




