なんでなんだよ
「え...こんな強いこと書いてあるのに?」
と聞いてみたら騎士は
「即死というのは自身が死ぬスキルですねこの世界は死んでも一時間以内に復活魔法をかければ治るんです。能力無効化は自分が持つ武器の能力の無効化ですね。武器の良い効果か貰えないので使えませんが呪いの武器ならいけるかもです。」
と丁寧に教えてもらったが空いた口が塞がらなかった
そう唖然としているとみんな能力を言い合っていた
魔法強化アップや物理特化、透明化、高速化などがあだったらしい。
「え...嘘だろなんでだよ。」
と自分の能力がわかったところで王様が
「能力とは努力である。」
とみんなに言った。
今日は急だったからと僕たちは明日までに心の整理をすることと休むように言われた。
「なあセンきちはどんな能力だった?」
と同じ宿の部屋になった万川が聞いてきた
「全然、異世界もののやつと全然違う。」
と能力を見せると
「センきちもそんなもんか、俺だって魔法強化と
絶対回避だった。なんなんだろうねこれ、運かな」
と能力の決め方に疑問を持った万川が言った
「僕もまったくだよ、即死と能力無効化なんて聞いたらチートっぽいのになんだよこの能力、ゴミじゃねーか」
と能力のことで話合っていると隣の部屋からクラスメンバー急いで来たが来た
「おい!お前ら先生の見たか?めっちゃすげーぞ」
と急いでやってきたのは倉橋 光
倉橋に言われて先生の能力を見た時言葉を失った
その能力とは 火属性無効 物理強化 破壊
能力提示 絶対回避 武器強化 属性強化
と明らかに能力が桁違いだった。
「おいおい、お前らの能力全然じゃねーか、長く生きてればこんなことあるんだなアハハ」
と先生は笑っていた先生の能力を見た後僕たちは部屋に帰った
「なんで、なんでこうなるんだ!
世界は理不尽だな」
と部屋で愚痴を言いつつ布団に入った。なんと布団の質は驚くことにほぼ現実と一緒だった。こんなこともあるのかと思い僕は寝静まった。
寝静まった夜の外を駆ける音を知らずに