第7話「エデン」
はい、こんにちは!
今回も遅れてしまい申し訳ございません
小説を書こう書こうと思っても
なかなか時間が取れず中途半端な量になってしまいそうなので
書き始めることすら出来ません
たまーにできる暇な時間でできるだけ書いていこうと思っていますが
それでもやっぱり早くて週1とかになってしまうんですよ・・
ていうかこの物語の完結って何年かかるんだろう・・って思い始めてます
まぁ、冬休みとか夏休みになれば普段より暇な時間が増えるので
それまで耐えるしかないな・・
まぁいいや
それでは本編をお楽しみください!
前を向くとそこには大きな影がある
その影は大体3メートルくらいでゴソゴソと動いている
結衣と健二と目を合わせて頷くと全員で恐る恐る近づく
影は気づく様子もなくひたすらゴソゴソしている
2メートルくらいの距離にまで来るとその影の見た目がようやくわかってくる
その体の色は真っ黒に染まっていて体の後ろの方には細い尻尾が生えている
すると結衣が口を開く
結衣「このモンスターって・・・まさか・?」
健二「どうしたんだ?結衣?」
結衣が体を震わせながら言う
結衣「このモンスターって・・私の隊を全滅させた・・「エデン」だ・・」
あまりに衝撃的なことのせいで一瞬固まる
おそらく結衣は隊を全滅させたエデンに対しては怨みを持っているだろう
しかし、今の3人で勝てるだろうか?
討伐隊の上層レベルの隊を全滅させたモンスターに対し初心者と言っても過言ではない3人
明らかにレベルの差がありすぎる
しかし、結衣を見ると怒りの目をしている
明らかに怒っている
このまま逃げるといっても絶対に聞かないだろう
結衣一人おいて逃げる・・なんて考えもする気はない
つまり、やることはただ一つ
廣太郎・健二「こいつを倒そう」
健二と被って言うと結衣は少し嬉しそうにして
結衣「頑張ろう!」
と笑顔で言う
するといきなりエデンがこちらを向き尻尾をこちらに振り回してくる
ギリギリのところで避ける
剣を抜き、戦闘体制に入る
エデンに向かって走り出し剣を振り落とす
エデンはデカい体のせいか、避けることができずまともに攻撃を喰らう
エデンは体勢を崩す
そしてエデンの目に結衣の弓矢が直撃する
エデンはもがき苦しみ、短い前足で目を抑えようとする
その瞬間を逃さないように剣を思いっきり前足に向かって差し込む
巨体の割に体が脆くエデンの足がおもいっきり吹っ飛ぶ
しかし相変わらず血などは出ていない
モンスターは本当に血が流れていないのか?
考え出そうとしたがあることに気づき、すぐにやめた
廣太郎「思ったより・・弱い?」
そうだ、明らかに弱すぎる
毒鼠30体くらいと同等な気がする
考えられる理由としてはカンパンに人自体を強くする効果があるか、それともエデンが弱くなっているか・・
しかし、右を見ると結衣と健二は「はあはあ」と息切れをしている
明らかに疲れきっている
しかし俺は全く呼吸が乱れない
俺はクラスでも体力がない方で健二は体力テストで学校全体の中から1位になるほどだ
廣太郎「明らかにおかしいな・・・」
健二の身体能力が落ちた?いや、そんなはずはない
なにせついさっきは俺が息切れしている中健二は余裕そうな顔をしていたからだ
まるで体力が入れ替わったような感じだ・・・
だれかの能力でそういうことが可能?
いや、そんなことがあったとしてもあの量の毒鼠を倒したら健二の体力が入っている俺ですら
息切れ必死ものだ
じゃあなんだろう?
必死に考えてもわからない
そして気づくとあと数センチのところにエデンの前足がある
踏まれるのかな?
死ぬのかな?
もういいや・・
できれば2人は生きて欲しいかな・・
ていうかこんな展開前にもあった気がする・・