第1話「骸金魚」
小説初心者&初投稿です
お見苦しいところもあると思いますが是非とも最後まで読んでいってください!!
2800年
世界はモンスターで溢れかえった
モンスターは人を淡々と殺していった
そしてモンスターの体には通常の刀や銃などは一切通用しなかった
人類はモンスターを退治すべく、モンスターに対抗する武器を開発し始めた
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廣太郎「はぁ~~~~今日も一日暇だなぁ・・・・ちょっとゲームでもしようかな・・」
そうして俺は引き出しの中にしまってあったゲーム機を取り出した
そう、聞いて驚け、このゲーム機は一昨日発売した最新型3〇Sだ!!
電源を付けメニューから元から入っているアクションゲームを起動した
するとそのゲームの会社のロゴのようなものが画面いっぱいに写り少し待つと
タイトル画面に進んだ
そういえば今日は新しいゲームソフトが発売される日だったような・・・
ちょっとお母さんにお小遣いをもらって買ってこようかな・・
よし、そうと決まれば早速お母さんの所に行こう
俺は自分の部屋から出て台所に向かった
しかし台所には誰もおらず、リビングの方から窓を開ける音がした
俺は早速リビングに向かったがなぜかリビングに続く扉が閉まっていた
廣太郎「おーい、おかーさーん?」
・・・・・・返事がない
廣太郎「仕方がない・・庭から窓の方に回るか」
玄関に向かいボロくなってきた靴を履き外に出た
いきなり眩しい光が差し、咄嗟に目を閉じた
少しずつ目を開けると慣れてくる程度だったので少し立ち止まり
目が慣れてから窓に回った
そしてリビングの窓まで来た
窓は少しだけ空いておりゆっくりと自分が通れる程度まで窓を開けた
いつもどおりの見慣れたリビングが目に入るはずだった
しかし、そこにあった光景は余りにも非現実的なものだった
金魚の形をした骨のようなものが目を赤くして浮いている
その近くにはお腹が真っ赤に染まっている母の姿が見えた
その瞬間金魚のようなものがこちらに気づき振り向いてきた
金魚のようなものが突進の準備のようなことをし始めたので俺は一目散に入ってきた窓から出ようとする
しかし余りにも慌てていたので足元にあったダンボールに足を引っ掛けてしまった
ふと金魚の方を見るとこっちに向かってきていた
咄嗟にダンボールの後ろに身を隠した
するといきなり「バキ!!」と音がし、音の発生源の方を見ると
骨のようなものが粉々に砕けている
廣太郎「・・・・え?」
状況に混乱しながらもとりあえず母に近づく
母の手を触ってみるととても冷たかった
廣太郎「う、嘘だろ?」
明らかにこのお腹の赤い液体は母から出ている
ということはあの金魚みたいなやつに突進されお腹を付き抜かれたというところだろうか?
そして状況を整理するために少し深呼吸をし、リビングにあった包丁を持った
何のためかだって?もちろんあの金魚みたいなやつに対抗するためにだ
窓から外に出ようとするとテレビからニュースのようなものが流れだした
ニュース「緊急速報です 現在あらゆる地域に謎の生命物体が出没しています
少しでも異様なものを見つけたらその場から離れるようにしましょう
その生命物体は人を襲います 注意してください
そして民間人は最も近い避難所に避難してください」
このニュースでやっている謎の生命物体ってさっきの金魚みたいなやつのことか?
って事はやっぱり母さんはこいつにやられたのか・・・
とにかく急いで避難所に向かおう