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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

彼の彼女になるために彼は彼女になったが、 彼は彼女になった彼ではなく彼になった彼女を選んだ。

作者: 睡眠欲

友達と話してた一回じゃわからない文章を元ネタに。

安達駿という親友がいる。駿は男友達の武者小路蓮介が好きらしい。駿はゲイだ。

僕は駿を応援している。このご時世、それを気持ち悪いなどと罵るのはナンセンスだ。


いつもと変わらない今日。机に座っていると、駿が驚くべき報告をしてきた。

「翔太!おれは女になった!」

とても驚いた。


話を聞いていると、蓮介と付き合いたいけど男だからもし断られたらその後の関係が歪になってしまうことを憂いてのことだそうだ。一人の男のために人生を変える決断をできるのは強いと、漢を見せたなと思った。女だが。それで、告白に付き添ってくれないかと相談を受けた。もちろん承諾した。


「蓮介。俺と付き合ってくれないか?男が男を好きだというのは珍しいのはわかっている。だが、俺はお前と付き合うためにちょん切った。これが俺の覚悟だ。

返事を聞かせてくれ」


蓮介の反応はどうだ…


「駿。まずはありがとう。結論から言わせてもらうと、断らせてもらう。まず大前提として、おれは男が好きだ。そして、昨日に陽茉梨が告白してきた。女だから断ろうと思ったが、どこから情報を嗅ぎつけたのかはわからないが陽茉梨は男になってきていた。生やしていたんだ。だから、俺には彼氏がいる。ごめんな」


断られた途端、駿は泣き出してしまった。陽茉梨は男をとっかえひっかえするギャルだ。そんな女に取られたことが嫌だったのだろう。もう男だが。


「蓮介。断られるのはわかった。だけど、せめて今日一日だけは付き合ってくれないか。このままじゃどうもやるせないんだ」

「……駿。お前が惚れた武者小路蓮介はこんな誘惑につられて二股するような男だったか?」

「……いや、違うな。ありがとう。目を覚ませたよ」


返答がイケメンすぎるだろ。危うく惚れるところだったぞ。


タイトルでネタバレしてるなこれ


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