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造られた世界(仮)  作者: マグ
最終章・世界を超えた刺客
32/45

世界を超えた刺客














この感覚は久しぶりだ。

大切なものを失って無気力になって何とかしてくれる人がいることを願ってただただ放浪する。

もう魔王討伐から何日経っただろうか。1日、1週間?1ヶ月?もう分かりやしない。

ろくに食事も取っていない俺はもうまともに歩けてすら居ない。もうどうなってもいい。また魔王に、大切な命を奪われた。もう...

?)いた!マグ!大丈夫!?

聞き覚えのある声が聞こえるがそれに返事する気力は無い。しかしその声には謎の安心感がありそれでその場に倒れてしまう。





次に目が覚めた時には大樹の木陰だった。

マグ)ん...

目を開けると体にすぐに衝撃が走った

ノア)よかった...急に倒れて全然目を覚まさないから...死んじゃったかと思った...

肩を思いっきり押し大樹にマグを押し付け安心からか涙を流しながら少し怒ったように言う

マグ)...そんなに強く押し付けてるとまた倒れるぞー......

冗談のつもりでそういうが

ノア)あ...ごめん...

落ち着いたのか離れ

マグ)...俺が倒れて何分経ってるんだ?

その問いにまた怒ったように

ノア)丁度1日!!心配したんだから...

...そういえばアルトゥーラが俺の体を奪っていない...てことはまだ2日も経っていないのか...

マグ)ご、ごめん...それと魔王を倒してからどれくらい経ってるんだ...?

ノア)もう1ヶ月...その間私はマグのこと探し続けたけど全然いなくて...

一ヶ月経っているのにアルトゥーラが出てきていない。てことは..."リアル"の時間での2日なんだとしたら...今は魔王討伐から一日と17時間...ってことか...

マグ)ノア、本当に助かった。でも俺には時間が無いんだ...

無理やり立ち上がろうとし

ノア)マグ...!もう無理しないで!

マグは立った瞬間にふらつきノアはそれを支え

ノア)まともに歩くことも出来ないんだからまだ休んでた方が...

マグ)でも俺には時間が...

そのまま無理やり歩こうと

ノア)そんなに時間が無いなら私がやらないといけないことやってあげるから!!

...俺がやらないといけない事なんだ...

でもノアの言葉は全て優しさから出来ているものだ。7年前のノアとは違う。表情豊かでこうやって感情を顕にすることもある。

マグ)...変装できるものは...ないか...?

予想外の事にノアはぽかんとした表情で

ノア)魔力で一応作り出せる。これでいい?

マグを黒いフードで纏わせカツラをかぶせマスクをつけさせる

マグ)...あんま黒いと変わらなく無いか?

ノア)いいの別に。出来ても紫だし

マグ)なんだそのバリエーションの少なさ

少しつっこむ余裕は出てきたようで

ノア)でもなんで変装?

マグ)今から...天界に向かう
























今のマグ一人とノアだけでは天界に辿り着くことは難しいと思いノアはれいを呼び出して

れい)マグ...変装なんかしてどうしたのよ...?

マグ)...天界に着いたらその呼び方はやめてくれ...

おぼつかない足取りで天界へ続く階段を登っていく。その間に何体かのTheseedモンスターに襲われたがノアとれいが何とかしてくれた。

そして天界に辿り着き



















?)天界に登りし生ける者よ。命が惜しくば引き返し...

宙に浮く紫色の髪が特徴的な人型の何かが神々しい光を放っている

マグ)あんたに話がある。そのためなら命は惜しくない。

大声でそう言うとそいつは答える

?)ほう?我邪神を前にして屈さないか。その度胸に免じて貴様の願いを...

言葉が途切れる。神々しい光も消える。ゆっくりと降りてきてマグの顔をジロジロと見渡す

マグ)...なんだ。

?)...はぁ

ため息を着くと奥の方にある椅子に腰をかけ頬杖をつき

?)...なんでわざわざ変装なんてしてくるのさ、

マグ)は?なんのことかわからn

?)"マグ君"

その瞬間魔力で作られた変装道具が消え

れい)えーっと...どういうこと?

?)酷いじゃないか、そんなにボクの事が嫌いかい?"お姉ちゃん"悲しいなぁ〜?

ノア)お姉...ちゃん?

マグの姉を名乗る人物に対しマグは

マグ)赤の他人だ。勝手に姉を名乗るとか気持ち悪いぞ

とはっきり言うと

?)なっ!ボク泣くぞ!!

マグの目の前に瞬間的に現れ今にでも泣きそうな顔で

マグ)泣けば?

?)酷いぃぃ....

涙を流し始め

れい)えぇっと...お名前お聞きしても大丈夫ですか?

マナ)んえ?あぁ、ボクはマナ。マグ君の正真正銘の姉だよ!

ノア)...それ本当なんですか?

マナ)DNA検査結果もちゃんとあるよ♪

ノアに渡し

マグ)なんでそんなもの持ってんだよ!?

マナ)これで言い逃れできないねマグ君♪

腰に付けられている大きめの紐のリボンが揺れ

マナ)それに女の子二人も連れてきて〜...もしかしてマグ君

顔を覗き込むように近づき

マナ)たらし?それとも浮気か何か?

マグ)ちげぇよ、そういう関係の奴らじゃねぇし。ていうかお前と付き合ってる感じで話すな。

的確にツッコミ

マナ)でも別にボク達が付き合っても誰も文句なんか言わないしボクは大歓迎だよ?マグ君もボクの事本当は好きだもんね♪

もう諦めたように溜息をつき

れい)...というかさっき邪神って言ったかしら?

何か引っかかるところがあるようで

マナ)うん。そうだよ。

れい)普段はどういうことを?

するとマナは

マナ)人間殺したり厄災振り下ろしたり〜

れいの体に電流が走ったような感覚がした。こいつの心は見透かせない。まだからこれが嘘かどうかも私には判断できない。でも相手は邪神だ。例えマグの姉と言えど...いえ、マグの姉だからこそそういうことをしている可能性が高い...

マナ)黙っちゃってどうしたの?

マナはにやにやしたような表情を作る。

私は個人的な理由があろうと王国に被害を与えるものは...

一瞬ゾルガナの存在を思い出す。

...心を鬼にしなくては...国は守れない...!!

れい)...斬る...!

れいが何かを唱えると周辺が突然紅く染まりそれが全てれいに吸収されていく。

全て吸収されると同時に爆発を起こし

デットを倒した時のように目が蒼く、刀を生成すると

れい)裏斬!!

れいはその場で何も無い場所に剣を振り続け

しかし邪神は舐めているのかこちらに攻撃を仕掛けてこない

なのでれいは背後に瞬間的に周り後ろから切りかかろうとする。

しかしそれはマナが先程れいがいた方に行き避けられるが裏斬はその場に斬撃を残す技なのでマナはかなりのダメージをおった。

邪神と言っても、大したことないのかもしれない。しかし油断大敵だ。

マナ)へぇ、紅の精霊の気配は感じるけど全然使わないね。制御とはまた違う何かかな?

邪神が呑気に話してる間も私は攻撃する。

変だ。何故か攻撃が"当たらない"

1度バックステップしてマナから離れる。

マナ)もうおしまい?ボク眠いなぁ〜♪

こいつ...!デットより強い...!!

刀を天に翳すと刀は蒼い弓へと変わり

弓を引くと矢先から高密度なエネルギーがチャージされる。放つとその戦闘を見ているマグとノアに衝撃波が少し当たるだろう。

マナ)これは少し力を使わないとまずそうだね

マナはその矢に視点を合わせると

矢の座標を書き換える。その行動は一瞬でれいから見ればいきなり矢が自分の方に向かってきてると言った感じだろう。

れいはすぐさま刀に戻しその矢を上手く切った。しかしエネルギーによって作られた矢は巨大な爆発を起こし辺りが見えなくなる

今なら...大技を放てる...!

煙の中で刀を鞘に戻し

れい)無虚限空ゼロポイントアビス

大技をマナに向けて放つ

その斬撃が飛んだ所は煙すら切り裂かれたように裂けて

最後に、邪神の焦る顔が見えた。

再度爆発が起きる

当たった瞬間大きな爆発を起こったがこれにれいは違和感を覚えた。なぜならこの技は空間を生成するはずだがそれとは違い爆発が起こっている。一体邪神はどこに...

煙が晴れると煙の奥に紫色の薔薇で身を包んだ邪神がいた。

マナ)ボクの薔薇の結界を破れないなら、ボクに勝つのは難しいと思うよ?

それを言うのも親権な顔ではなく笑顔で

もう私は今の攻撃が防がれた焦りで攻撃がめちゃくちゃになっていた。

"力を手に入れた人間は自然と慢心するもの"

と魔王戦が終わったあとノアに耳にタコができるほど聞かされたが私はあまりそれを真に受けていなかった。慢心から技が防がれたことによっての小さなパニックを起こしている

マナ)攻撃がデタラメだよ♪

れいの後ろから耳元で囁く

れい)っ!

早急に離れる

マナ)あっはは、戦闘中に相手に耳元で囁かれちゃうなんて油断してたでしょ♪

れい)...舐めてるの...?

私は今ので少し冷静になった。そう、こいつは私のことを舐めている。私と同じで、力に慢心している。

ならそこを付いた攻撃...次の攻撃で...!?

力を吸い取られていくような感覚。片足が崩れ落ちる

れい)なん...で...

邪神に問うように

マナ)さっき囁いた時に耳から声に魔力を載せて流し込んだんだ〜

再度後ろに現れ耳元でそう言い

れい)この...

刀を振ろうとするが今の私には重すぎる...

マナ)ほ〜ら♪力抜いて座っちゃった方が楽だよ〜♪

再度後ろから耳元で

れい)あ...

力が抜けたように座り込み

マナ)これでもう何も出来ないでしょ♪

れいは負けたことの理解が上手く追いつかなかった。勝ちを確信して挑んだ攻撃だったからこそ、私は負けを理解できなかった。

マナ)大丈夫だよ。キミの国を滅ぼそうとか考えてないし、さっきの事全部嘘だよ

人を殺したり、とか嘘だといい

マグ)うわぁ...その戦い方引くわぁ...

マナ)マグ君にもしてあげよっか♪

マグの耳元で

マグ)うっわやめろ!?

マナ)大丈夫♪魔力流してないから♪

あっはははと笑い

マナ)それと、ここに来たってことは何か理由があるんでしょ?

状況を察してそう聞く

マグ)あぁ。2つある。ひとつは俺の体内にいるアルトゥーラの駆除、それと...

一息置き

マグ)死者蘇生だ。

言い終わると少し間を空け

マナ)ふーん?いいよ。その代わりに、今日一日中は天界にいてね?せっかく久しぶりにマグ君に会えたんだから話したいんだ〜♪

マグ)...構わないからやってくれ...

はいはーいと言った後アルトゥーラの駆除を終わらせ、そしてルトラを生き返らせる。

マグ)...よかった(小声)

マナ)これでいいかい?

マグ)じゃあ...ノア、ルトラを王都の病院まで運んでくれ。今日はここから帰れそうにないからさ、さっきから付き合わせて悪いな

本当は自分で運んでいきたいんだけど、とマナに向かっていい

ノア)わかった。じゃあまた明日。

そしてれいと共に天界から去り


マナ)マグ君♪変装してきてたけどそういう考えすごい可愛いよ♪

さっきとは比べ物にならない距離感で

マグ)離れろっ!気持ち悪いから!

マナ)こんなに可愛い弟を持ってボクは幸せだな〜♪そして可愛い弟の姉は容姿完璧の邪神!いいね〜♪

もう返すのも面倒になったのか黙り

マナ)ボクとマグ君が地上を歩いてたら絶対色んな人から羨ましそうな視線が集まるよ!マグ君だってこんな姉がいて嬉しいだろう?

マグ)マジで吐いていいか?

姉の容姿がいいのは悔しくとも認めるが性格は終わっている。

マナ)照れ隠しなんてしなくていいんだよ〜?2人っきりじゃん♡

マグ)そういうの俺に求めるのやめろ。それにお前一人称"ボク"じゃなかっただろ

一時期前まではマグの前では私、人前では我だったが

マナ)マグ君がボクっ子好きな情報を手に入れたからね〜♪

マグ)そんな情報どこから出てきてんだ。売るやつも売るやつだが。

別に好きとかそういう訳じゃ...ないが

マナ)ボクはマグ君に振り向いて欲しくてこーんなに頑張ってるんだけどなーーー!!

マグ)...はぁ

ため息を着く

マナ)そうだ!マグ君の学校のさ〜制服?だっけ、再現してみたんだ〜♪(瞬間的に着替え)どう?可愛い?似合ってる?

にやにやとしながら問い

マグ)俺と同じクラスにいる前提で話を進めているならその制服は再現できてねぇな。俺のクラスの全員の制服は血に濡れている。

嫌なこと思い出した。性格悪い。と付け足して

マナ)ご、ごめん...嫌わないで...

しゅんっとした様子で

マグ)いや元々嫌ってるって言うか...

マナ)何が嫌いなんだい...?悪いところがあったら治すよ...?

なんでこいつはめんどくさい系になってるんだ、とツッコミたかったが元々めんどくさいのでやめておく

マグ)全部だよ全部

マナ)適当に言ったね今!てことは照れ隠しだね!

全部ポジティブに捉えるのはやめて欲しいものだ。それにしてもアルトとまみゃの関係性と似たようなものだがあれはまだアルトが兄として優れているしまみゃも兄に対してある程度の好感度があるからいいが俺とマナの関係性はそれとは似て異なる。マナの一方通行なのだ。

マナ)それとさ〜なんかボクの変化気づかないの?

わくわくとした様子で問う

マグ)...髪型変えたとか。わざわざ髪伸ばしたんだな。似合ってるぞ

マナ)ぐはっ!

上記の言葉と同時に吐血し

マグ)うわぁ...((引き

マナ)マグ君に似合ってるって言われちゃった〜♪これは自慢しないと〜

マグ)誰にだよ働けニート友達いねぇだろ

実際神の仕事をほぼしないニートとはこいつの事だ。

マナ)でもショートのボクも可愛かったでしょ?この可愛すぎるボクの顔には何でも似合うのさ!

マグ)...そうだな。お前の前の髪型も似合ってたな。

適当に返事をし

マナ)そうだろうそうだろう!やっぱりマグ君はボクの事分かってるね♪

と一日中この調子で話そろそろ一日が終わるという頃に

マグ)...なぁ。聞きたいことがあるんだ。

もう話の聞きすぎで疲れており

マナ)なんだい?

マグ)..."コード超えし転生者を表し過去共に戦いし王ならざる人"って、なんだと思う?

ゾルリナに言われた事をそのまま伝え

マナ)...コードを超えしって言うのは世界の話だよね。てことはマグ君と同じ世界転生持ちとか?

少し悩んだ後そういい

マグ)でも過去に共に戦いしって言うのに引っかかるだろ?

うーんと言った後に

マナ)またバグとか?前にもオブジェクトが世界転生を使えることあったんでしょ?

マグ)あぁ...有り得るな...ありがとう、多分それだ。それともう時間だ。俺は帰る。

さっさと天界を後にしようと

マナ)ちょ、マグ君!もう少しだけお話しようよ!

魔力で作った鎖で拘束しようとし

マグ)こういうことするからお前の事嫌ってるんだけど?

睨みつけるようにしてマナを見ると

マナ)ご、ごめん...もうしない...でもまた遊びに来てね...?

その様子はまさに子供そのものだが。

マグ)気が向いたらな

そう言って天界を後にした。















クタクタで帰ってくると真っ先に病院に向かった。理由はルトラがいるから、とついでにトキの様子も見に来た訳だが

マグ)...ルトラ

ルトラは息はしているが死んでいるように目を覚まさない。

隣のベッドで寝させられているトキは目を開けてこちらに定期的に話しかけてくるが少し眠そうだ。

すると病室に2人入ってきた。

まみゃ)トキちゃん調子はどう?

1人目はまみゃで果物を買ってきていてトキの横に置く。

れい)マグも帰ってきてるみたいだし、これでやっと魔王との戦争は終わったわけね

れいを見ると一番最初に封印の魔石が目に入った。ネックレスに加工されたそれはゾルガナの魂を感じさせる。

れい達が入ってくるとルトラも眠そうに目を覚まし

ルトラ)ん...んん...

マグ)ルトラ...!

安心と同時にマナと話し続けた疲労が一気に来て自分も椅子で眠ってしまった。














「忘れたの?」

「誰も私の事なんて気にしてなかった」

「私が消えたことなん

て誰も気づいてない」
















目を覚ます。なにか言葉のようなものが聞き取れたがもう思い出せない。

ルトラは蘇生された為傷等は一切なく眠りから覚めたあとはもうすぐに立ち上がっていた。

全員で会話を弾ませていると次の瞬間巨大な魔力が王都を襲った。

力を持たない一般人はその場に眠り出してしまう。

しかし何かがおかしい。これほどのことが出来るのにこの魔力を放った本人は場所が特定できるような証拠を残している。

マグ)...現れたか

そう呟く

れい)こうも頻繁に攻撃されると流石に疲れるわね...みんな住民の避難を!

病院から出て外で眠っている人々をできるだけ城に運び、残りはシズムに任せ魔力の元に向かう





















魔力を感知した場所には1人の少女がたっていた。

灰色の髪をしていて黒いローブに身を包んでいる。

?)やっぱり来てくれたね

正面に向き

その顔は全員見覚えのあるもので驚きのあまり1人以外固まった。

ルトラ)"ルマ"...!!

大切な妹との再開〜...みたいな感じでは無さそうだ。

ルマ)お姉ちゃん久しぶり。元気にしてた?私は元気だったよ

にこっと微笑みを返してそういい

ルマ)マグも久しぶり。ちょっと話したいことがあるからこっちに来てくれる?

マグにはルマが敵か味方かの判断ができなかった。殺意を感じない。しかし前より大人びたルマの心を見透かせなかった。

マグは小さく頷くとルマの元へ歩き

ルマ)単刀直入に言うけど、私と2人で誰の目にもつかない所で暮らさない?

目を閉じてそう言う

ルトラ)ダメに決まってるでしょ!?マグは私のだから!!

ルマはそれを狙ってたかのようににやにやし

ルマ)お姉ちゃん、マグが嫌がってるの気づかないの?

ルトラ)え...?

マグを見て

マグ)いやそんなわけないだr

ルマ)お姉ちゃんがマグにナイフ向けたりしてるの、知ってるんだよ。そんなことされたら普通にマグも怖いと思うし、そうやって脅して一緒にいるみたいだけどさ、それってお互い本当に愛し合ってるの?

首を傾げそういい

ルトラ)私は...!マグが他の人と話してるの見て嫉妬して...!

ルマ)私だったら、他の人と話すくらいのことなら許してあげる。別に嫉妬してもマグにナイフなんて向けないし、全部受けいれてあげるよ?

とマグに向けていい

マグ)...と、言われてもなぁ...

ルマ)大丈夫、お姉ちゃんのこと怖がってるつもりで言ってるなら私が守ってあげるから。

次の瞬間ルトラは斧を持ちルマに対して斬りかかり

ルマ)ほら、こうやってすぐ攻撃的になるお姉ちゃんより大人びてる私の方が好きでしょ?

その斧を手で止めて

マグ)...ルマ。俺はお前がなんと言おうとルトラを選ぶ、諦めてくれ

一応剣を構え

ルマ)そっか...そっかぁ...

ルトラの斧とルトラを同時に吹き飛ばし、ルトラは受身を取り

1度下がり一斉攻撃を仕掛ける。ルマがいた場所は煙に囲まれ何も見えない。

煙が晴れるとそこには紅い魔力の球体を持ったルマが立っていた。

マグはそれを見て息を飲んだ。

マグ)魔水晶...!

あれは確かに俺が作ったものだ。しかし色はあんなに紅くない。どちらかと言ったら青よりだったはずだ。

魔水晶とは魔力のゲートの代わりとし魔法を扱えないものでも使えるようにしたり魔水晶を通して魔法を放つことによって威力をあげることも出来る。

しかしあの水晶からは

れい)紅の精霊の気配がする...

やはり、水晶の中には紅の精霊がいるようだ。

ルマ)邪魔をする奴らは全員殺す

水晶に魔力を込めると光、巨大な魔法陣から大量の魔力弾が放たれる

しかし今のこちら側の戦力からしてルマ1人くらい敵では無い。魔力弾を落ち着いて全て相殺する。

まみゃ)ルマ!落ち着いて!

まみゃが大声で言うが

ルマ)ならこっちにマグを寄越して

魔力弾を再度生成すると即爆発させて少しずつダメージをれい達に与え

しかしルマの隙を見逃さなかったまみゃが即座にルマをナイフで切り付ける。

ルマ)痛っ...

下がると先程と同じように何かを取りだし

黒色の石...いや、魔石だ。

マグ)あれは...!

俺が魔王戦で使用したものと似ている

ルマ)...ライズ

ルマが小さく唱えるとその石から放たれた黒色のオーラにルマは包まれて

ルマの目は光のない黒になり、その目からは深淵を感じられる

次の瞬間ルマは魔水晶を握る潰すと斧型に変形し瞬きする間にれいの背後に回りこみ背中から切りつける。

一撃で終わらせてしまった為悲鳴も何も聞こえない。

まみゃ)れい!!

まみゃが叫んだ後ルマはまみゃの方を向く。

まみゃは背筋が凍る感覚がした。

ノア)ルマをマグに近づけさせないで!

ノアが様々な属性を持つ魔力弾を一斉に放つ

しかしルマはそれを全て華麗に避けノアも切られてしまう。

ルトラ)ルマァァァァァ!!

斧を背後から振り

ルマ)...残念

その斧は素手で流され斧で攻撃し

ルトラ)っ!

ルトラももう気絶してしまった。

圧倒的な力の前に為す術なく、全滅するとまみゃは考えた

ルマ)マグ、もうお仲間さんはまみゃ以外は全員倒したよ。今ならまだこのまま連れてくよ?

こいつは...!せっかくルトラを死ぬ気で生き返らせたのに...

マグは剣を抜き霊気を遠慮なくつかい続け連撃を仕掛ける。

しかしそれをつまらなそうに見ながら全て防ぐルマ

霊気が尽きるとマグもルマにやられてしまった。

ルマ)後はまみゃだけだね

凄いスピードでまみゃに突進し

斧をルマは振りかざした。
















「お主だけでも逃げろ!」

ウィアリが実態化し鎌で攻撃を防いでいた。

まみゃ)で、でもウィアリさんが...

しかし体は後ろに下がって言って

ウィアリ)わしに構うな!!行け!!

ウィアリさんの言葉に押されるように走り出した。

上手く走れない。恐怖のせいで足が思うように動かない。

ルマ)邪魔!!

ウィアリを吹き飛ばすと再度まみゃに突進し

まみゃ)ひっ...

しかしルマは突然停止した。ルマの足元を見ると紫色のゲートから手が出ていてルマの足を掴んでいる

ウィアリ)...貴様の相手は...わしじゃ...まだ終わっておらぬだろうが...!!

闇の中に引きずり込もうとしているのか少しづつルマが沈んでいき

完全にルマが沈み切るとウィアリはまみゃに向けてVサインを送りウィアリも闇の中に消えた。



















ルマ)お前のせいでまみゃを逃がしちゃったんだけど、

闇の中で対峙し

ウィアリ)わしを倒さずして主の元に行かせるわけには行かぬからな

ウィアリと油断せず鎌をしっかりと構え

ルマ)お前みたいな雑魚が、何できるって言うの。

瞬きする間に目の前に現れ斧を振りかざし

しかしそのウィアリは幻影で針に代わりルマを刺す

ルマ)ぐっ...!

ウィアリ)わしをあまり舐めるでないぞ!

鎌を右上段に構え首を狙い振る。しかしルマは体を仰け反らせて避けようとするが完全に避けきれたわけでなく首から少し血が飛ぶ

ルマ)...少し舐めてた。そんなにまみゃの事が大事?

体制を立ち直し

ウィアリ)一応主じゃしな。それに...

と付け加えると

ウィアリ)彼奴は、これからの未来の"希望"となる...!

その瞬間ウィアリは走り出し影分身を使ってルマを錯乱する

ルマはウィアリを魔法で殺そうとするが分身が消えるだけで本体に当たらない。

ルマ)本体はどこ...!!

ウィアリ)ここじゃよ

声がするほうを見ると巨大な死神がいて

ウィアリ)死へ誘ウデストラクション

超巨大の鎌を振りかざしルマの体諸共を切り裂いた。

避けることは不可能だ。




















ウィアリはルマを倒すことに成功し闇の中から出てきて

ウィアリ)...少しはわしも役に立てたのならばいいのじゃが...

歩いて王都へ向かおうとしていると

ウィアリ)...?

足が掴まれたような感覚がする

しかし何も無い。

気のせいだと思った次の瞬間ウィアリは足から引っ張られ闇の中に無理やり引きずり込まれた。





















はぁ、はぁ...ここまで来れば平気かな...

王都の結界内に入り安心しているとトキちゃんが病院にいることを思い出し

まみゃ)トキちゃん!!

病室に入るとトキは驚いた顔をし

トキ)まーちゃん!?なんでそんなに血塗れなの!?

まみゃは気づいていなかったようだがウィアリがダメージを受けたものだからまみゃの体にも少なからずダメージがあったようだ。

まみゃ)私は大丈夫、でもみんなが...

何があったのかを説明した。

トキ)そっか...でもマグが目的ならもうルマは攻撃してこないんじゃない?

もう攻撃するメリットもないでしょ、とつけ加え

まみゃ)でも私...みんなのこと置いて逃げてきたから...

自分の情けなさに涙を流し

トキ)まーちゃんは正しい選択をしたと思うよ。...ウィアリさんだってきっと生きてるよ

まみゃは先程の説明の途中で、「ウィアリさんの気配を感じられなくなった」と言っていたこともあり少し弱気になっていたようだ。

まみゃ)でも私のせいでウィアリさんが...!

こんなことは初めてだった為死んでしまったと考えるのも無理は無い

まみゃ)れいだって...私が身代わりになっていれば紅の精霊を使う時間も充分に稼げたのに...!

トキ)...終わったことは何言っても意味ないよ。

トキはベットから立ち上がって

まみゃ)トキちゃんもう大丈夫なの...?

トキ)友達が大変な時に寝てられないからねっ!

ほら、もう動けるよといった様子でジャンプし

まみゃ)トキちゃん...

トキ)じゃあ行こう!みんなを救いに!
























死んでしまったのかまたは気絶してるだけなのか、連れ去られたのか分からないがトキとまみゃはれい達を探す為に再度王都を旅立つことにした。

















次回 悪魔への恨み・再

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