デブリーフィング(6)戦闘分析
「では、博士。説明をお願いします。」
「ういうい。あたぁしゃから報告するんだぞ。まずは、画面を見て欲しいんだぞ。」
戦闘記録が、画面に映し出される。3機の『ナウスレーゼ』が、展開した『仮想世界』の中は、不明な技術によって、視界を遮断されているので省略。
「ここで、『ナウスレーゼ』が、『仮想世界』を『解除』しているんだぞ。これは、内部で心三が、『合体ロボット』を『クラッキング』して、『解除信号』を出させたと思うんだぞ。」
更に、映像は続く。『合体ロボット』の『自爆装置』、『仮面舞踏会』に、『現志爆弾』を、駆使して『ナウスレーゼ』を撃破。
「ここで、『ブラジオウ』が、動きを止めているんだぞ。記録によれば、『センサー』を多用しているんだぞ。何を探していたのかまでは、分からないんだぞ。」
そこに、何の前兆も無く、『釣り鐘型』をした『ナウスレーゼ』が、上空から落下。閉じ込められた形の『ブラジオウ』。
「この『鋼鉄の処女』は、『ブラジオウ』の『センサー』を『無効化』する『機能』を持っていたと思うんだぞ。で、心三の『時限式現志爆弾』で、『爆破』! 以上なんだぞ。」
* * *
次回予告
第75話 デブリーフィング(6)『あれ』の正体
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