第6の敵~『合体ロボット』
「ん……何のメッセージだ。何々、『パローム・エン』との通信が、途絶したのか。」
「おひおひ……本部との連絡が、途絶したのに、随分悠長だな。」
などと言う無意味な指摘をする者などこの世界に存在しない。
「あの人達は、戦闘中に有意義な、助言も助力も情報ももたらさなかった。故に、問題ない。」
などと言う無意味な指摘に事実を被せる者などこの世界に存在しない。
「ようやく『韻を踏む』事に失敗したか。」
などと言う無意味な指摘をする者などこの世界に存在しない。
「残念ながら、『助言も助力も情報』は心三の台詞ではない。故に失敗でもない。」
などと言う無意味な指摘に事実を被せる者などこの世界に存在しない。
「我っ死ぃーん!」
「おっと、戦闘に集中だ。集中っと、『鏡面結界』!」
これも、『合体ロボット』の『盾』で、『対消滅』させられた。
「勿論、これで終わりじゃないさ。『現志爆弾』!」
黒い球形の『爆弾』を『合体ロボット』に投擲しつつ後退。
「と言っても、『三芒星』の外には、出られないらしいがな。」
「我っ死ぃーん!」
「まずい! 『突っ込んで来た』。間合いが、近すぎる。今、『点火』したら巻き込まれる。」
『合体ロボット』に、タックルされた『ブラジオウ』だった。
* * *
次回予告
第63話 第6の敵~『機械』は『夢』を見ないが『夢現傀牢』を『模倣』出来るとは、どう言う事だ!
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