第6の敵~敵機来襲
送られた敵の映像を、目視確認した。
「そぉよねぇ………ひょっとして、何か気付いた事でもあるのかしらぁ。心三くぅん。」
「そうですね……1つ気がかりな事があります。一等書記官。」
「あら、何々なんなのぉ。心三くぅん。」
「何故、『3隻』なのか。この『数字』に、そこまで深い『意味』が、あるのか。そう言う事です。一等書記官。」
「うーん……例えば、『333隻』だったら、どう対応しますぅ。心三くぅん。」
「分断して、『各個撃破』を狙います。但し、『333隻』全てを、『夢現傀牢』内部に、引きずり込み、内部を『分割』します。一等書記官。」
「そう、させない為、じゃあないかしらぁ。心三くぅん。」
「だからこそです。……もし、僕なら『空母』の中に『空母』を『収納』します。そうすれば、『億単位』の『艦載機』を運用できます。一等書記官。」
「おひおひ……それじゃ、中の空母はどんだけ小さくなるんだよ。」
などと言う無意味な指摘をする者などこの世界に存在しない。
「確かに、『亜空間』に隠れる『ガウスレーゼ』ならそれくらい簡単よねぇ。あら、もしかして、もう『対策』できてるのぉ。心三くぅん。」
「出撃します。コントロールを下さい。一等書記官。」
* * *
次回予告
第57話 第6の敵~エラー
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