日記(4日目)
4日目……日記……
1:『いたちごっこ』と言う『無限ループ』
これは、更なる『無限ループ』を引き出す事にした。
今回の『砂』と『騎士』は、『1対1』の『連戦』による『無限ループ』と言う感じだ。
これは、『パイロット』の『現志力』を削り切る『作戦』だったのだろう。
当然、『何連戦』すれば『削り切れるか』不明である為、『無限ループ』にしたのだろう。
2:『対策』
例えば、『夢現傀牢』に、入れる物を制限する手がある。
だが、今回『砂』と『騎士』は、『1個体』だった。
だから、『ナウスレーゼ』を引きずり込む際に、『一緒くたに』入ってしまった。
これは、『無限ループ』を構築する際の『副産物』だろう。
よって、制限をかける事は難しい。外部から、内部スキャンを正確にできれば、或いはだ。
3:次の……
遂に、第5次攻撃となる。だが、これへの『対策』は『片手間』になる。
より重要度の高い『案件』に『対策』しなければならない。
そもそも、手段さえ択ばなければ、『勝ち方』など見えている。
問題は、『勝った後』だ。『ガウスレーゼ』が、『原子分解砲』を使った事だって、いずれはバレる。そうなったら、どうなると思う。
「まさか! 『核兵器』より『強力な兵器』だと、奪い合いが、始まるとでも言う気か!」
などと言う無意味な指摘をする者などこの世界に存在しない。
勿論、『恒久平和』など『物理的』に『あり得ない』。だが、『戦争』よりました。
そもそも、そんな『くだらない理由』で、始まって欲しくない。それが戦争だ。
だからこそ、『ガウスレーゼ』は、またとない『好機』だ。
『共通の外敵』に対して、『世界』を1つにまとめる。そんな『好機』だ。
恐らく、『パローム・エン』は、『世界』に『疑心暗鬼』を植え付けようとしている。
だから、『世界』に情報発信や対話を、しようとしない。『対策』が必要だ。
4:勝利条件
つまり、『勝利条件』の中には、『原子分解砲』を無傷で、入手する事も含まれる。
諸共に『破壊』した。言うだけなら、簡単だ。が、誰が信じる。
むしろ、公開処刑の様に、全世界の人々の前で、破壊した方が、納得されるだろう。
その為にも、無傷で、入手する必要がある。
* * *
次回予告
第47話 第5の敵
ご愛読ありがとうございます。
面白ければ、ブックマークと、星をお願いします。
励みになります。




