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雨のとびら

作者:紫村スミ
今日は雨。静かな雨。まるで本当に僕のためだけに用意されたような雨だった。

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俺は、笹島 晴樹(ささしま はるき)中学3年生だ。

今、一度も見たことない景色を車で見ながら、公立中の鹿加嶋(しかかしま)中学校に向かっている最中だ。

今は紅葉した葉で、歩道が埋め尽くされている。

そう、俺は中学3年の秋という中途半端な時期に、この鹿出(しかで)村に引っ越してきたのだ。


俺は元々、何回か親の転勤で引越しを経験していて、転校にも慣れっこだった。

だけど、今回だけは嫌だった。

どうしても引っ越しはしたくなかった。

別に、前にいた学校から離れたくなかったわけじゃない。

ただ、何故かわからないけれど俺はこの街に引っ越したくなかった。
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