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羊が三匹つぶされました。

 日にち変わって学校開始二日目。今日から喧嘩解禁ということもあって朝から校内はとてもうるさいようです。

 あ、ほらそこでもまた一つ悲鳴が聞こえますね。

「うん?あ、晴くんじゃんおはよー!」

「あー、芽依ちんおはおはおー。」

悲鳴の聞こえるところでは、芽依ちゃんと哲くんが朝の挨拶をしています。かわいい二人が並んでいるととても癒やされますねえ。

しかし、そんな素敵な光景とは裏腹に芽依ちゃんの足元に屈強な男子生徒がベルトを抜き取られた状態で倒れています。朝から、何があったんでしょうかね…。

「芽依ちん朝からけんかー?もう、手が早いんだから!」

「えー、違うよー。この人が突然襲いかかってきてズボン脱ごうとしたから怖くなって背負投しちゃっただけだもーん!」

「怖くなんてなるわけ無いでしょもうー。うっかりしすぎてキャラ設定忘れるとまた通名変わっちゃうよ??」

「それは困るわー。私今の『紅一点のメリーさん』って気に入ってるんだから。」

「じゃあちゃんと後でこの男始末しときなよ?」

「わかってるって。生徒会が舐められるようなことはしないから心配しないで。去年ポイント2位の私に死角はないのであーる。」

ぼーっときいていると女子高生同士のきゃぴきゃぴした会話にしか聞こえませんが、しかしなんとも物騒な話です。

芽依ちゃんは、男のポケットを探るとiPhoneを探しだし、電話番号をメモしました。いったい何に使うつもりなんでしょうかね?


 芽依ちゃんは一連の動作を終えると男を壁際においやり、哲くんのほうを向きました。

「ちゃんとメモした?じゃあ、教室いこー!」

「あ、待って私まだクラス分け見に行ってないのだよ。」

「だいじょうぶい、俺みてきたから!」

「お、まじか!!哲くんなかなかやりますなー。」

「いやー。それほどでも…あるかな!ちなみに俺と晴と芽依ちんは同じクラスでした!」

この発言を聞いた芽依ちゃんの顔はニヤニヤしっぱなしです。

「これはこれは、私的めしうま展開来たのでは??つまり学校にいる間は常に晴くんたちラブラブカポーがみれると?」

「いえす!」

「先生たちわかってるな。完璧だ…。これでこそ去年の終わりにお願いしたかいがあったというもの。」

「お願いって…芽依ちんのセフレこと鈴木教頭に?」

「あったりまえじゃない。ちゃんとやってくれたみたいで安心したわー。あとでちゃんとご褒美あげなくっちゃ。」

「おーこわいこわい。浩ちゃんにはバレないようにしなきゃだめだよー?」

「だいじょうぶだいじょうぶー。使えるものは何でも使う主義だからそんなヘマしませーん。」

そう言って二人は顔を見合わせて笑っています。まあどっちも似た者同士というか。

世の中知らないほうがいいことがたくさんあるようですね。

「じゃあ哲どの教室にでも行きますか?」

「そうしよー!今日は晴が朝からいないから退屈だったんだよねー。芽依ちんいてよかった!」

「嬉しいことを言ってくれますねー。でも、ちゃんと晴くんとも絡んでねー?」

「まあ芽依ちんの目の保養にはなれると思いますよーへへへ。」

こうして見る限りは少女風の女子高生とナイスバディーな女子高生がきゃぴきゃぴしてるだけなんですけどねー、ほんとうに。

まあ、世の中の人というのはギャップというものに弱いようですしいいんじゃないでしょうかね。

朝からばたばたしつつも二人は一緒に教室へと向かっていくのでした。


え?何事もなく教室にたどり着けるのか?ってそれは次の話までのお楽しみということで、ではでは。

ひさしぶりの更新になっちゃいましたね。

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