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虚無の旋律  作者: 東屋 篤呉
第六章『墜憶時雨』
36/58

0.旋律

 * In rhythm of oblivion *


 呼んでいる

 行かなくては

 呼ばれている

 行ってはならない


 声が聞こえる

 何を言っている

 声が聞こえた

 わからない


 夢を見た気がする

それは尊くて美しかった願望

遠い過去


 約束があったはず

やさしく暖かい繋がり

 忘れてしまった


 この身は既に抜け殻

誰のものでもない


 この心は既に壊れた

現実との曖昧な境界で


 俺は

 僕は

 私は


 みんなは

 ここに

 存在しているのか?


 ただ

 存在していると

 信じたいだけではないのか?


存在理由を疑っている


 虚ろな己の身を……


 * Out rhythm of oblivion *



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